段ボールを使ってショーケースをつくりました。パン屋さんやケーキ屋さんごっこに大活躍します。

先日、子供達と立川で開催していた木下大サーカスに行ってきました。私も人生初のサーカスだったのでとても楽しみにしていました。テンポよくパフォーマンスが続くので、あっという間の2時間でした。次女は後半寝落ちしていましたが、また行きたいと言っていたので楽しかったそうです。

段ボールでつくるショーケース

以前、紙の緩衝材を使って色々なパンをつくったので紹介しました。現在もまだ他にどんなパンをつくろうかと子供達と考え中です。

パンをつくったら次はお店づくりをする予定でいましたが、その前にパンをディスプレイするショーケースをつくってみたいなと思いカタチにしました。

今回つくったショーケースは折りたたみできるようにつくらず、両面テープとグルーガンで接着してつくりました。遊んだ後もショーケースに並べて片付けることが出来るので、箱の役割もします。

本来はガラスの部分を透明の下敷きで代用しました。透明の下敷きは工作に万能なので私はよく使いますが、今回も大活躍です。

ケーキ屋さんごっこやパン屋さんごっこ、お菓子屋さんも出来ます。ショーケースにディスプレイするだけでも雰囲気が出るのでおススメです。

つかうもの

  • 段ボール
  • 透明の下敷き 4枚
  • ボール紙
  • クラフト紙(オプション)
  • グルーガン
  • 両面テープ
  • カッターナイフ
  • 定規

段ボールは身近にあるものを使って下さい。厚みは問いませんが、3mm~5mm程度の厚みがあるほうがしっかりします。ある程度の大きさを使いますが、厚みが違う段ボールを使っても大丈夫です。

透明の下敷きは100円ショップで購入しました。プラバンでも代用できますが、下敷きのほうが地厚です。

ボール紙は2枚貼り合わせて使いますが、後ほど説明します。

最後、段ボールの断面をカバーするために使いましたが、これはオプションです。気にならない方はなくても大丈夫です。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

つくりかた

まずは使うパーツを作図しました。AからFの6つのパーツで出来上がります。それぞれのパーツを2枚づつ用意します。(単位はmmです。)

※1 幅460mmでカットしますが、BとDの厚みによって幅が変わります。

A・E・Fのパーツを用意します。まずはAから。グリーンのマーカーの部分は、Cのパーツを2枚貼り合わせた厚み分です。20mm位適当な長さを175mmに足して195mmにカットします。組み立てて接着する前に長さを調節します。

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E・FもAと同じタイミングで一緒にカットしておくと作業がスムーズです。上記でもお伝えしましたが、まず幅を460mmにカットしておき、接着する前に幅を調節してから接着します。

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二枚重ねて使いますが、1枚はなるべく折り目のないまっさらな状態の段ボールが理想です。もう1枚は内側にきてあまり見えないので、折り目がある段ボールでも大丈夫です。両面テープを貼り付けます。

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もう1枚と貼り合わせます。

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A・E・Fのパーツをそれぞれ貼り合わせましょう。

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B・Cを用意します。左右対称なので、同じものを2枚つくります。

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図面の大きさに段ボールを4枚カットし、内側の切り抜くラインを描きます。枠の幅は両側面15mm、上下は20mmです。その寸法で内側にラインを引きます。

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引いたラインで切り抜きます。

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ここでボール紙を使います。下敷きと同じくらい、もしくは若干厚めにしたいので、ボール紙を両面テープで2枚貼り合わせて幅を10mmでカットします。A4サイズの下敷きをグルっと回るくらいの長さを用意するので、約3m弱あれば足ります。

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10mm幅にカットしたボール紙を両面テープで接着します。まずは15mm幅の枠に貼り付けます。斜めになっているほうはいりません。

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貼り付けたボール紙に下敷きを添わせます。下敷きが枠に均等にのるように位置合わせします。

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下敷きを囲うようにボール紙を接着します。

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斜めの部分は枠に合わせて下敷きをカットしたら、

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枠に両面テープを貼り、下敷きを接着します。青い丸で囲った部分はボール紙を貼り付けて枠の厚みを均等にします。

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ボール紙にぐるっと一周両面テープを貼り、もう1枚の枠を貼り付けます。

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同じものを2つ用意しましょう。

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最後のパーツ、Cをつくります。枠の幅は上下が23mm、左右と中央が20mmです。
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図面の寸法で枠を描いたら、

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カッターナイフで切り抜きます。

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中央にボール紙を貼ります。幅20mmあるので、両サイドから5mm入ったところに線を描き、その線に合わせてボール紙を貼り付けます。

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貼り付けたボール紙に下敷きを当てて上下均等に乗るように位置わせしたら、

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下敷きに沿わせるようにボール紙をぐるっと一周貼ります。左右同じ工程でボール紙を貼り付けます。

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次にボール紙に両面テープを貼り、もう1枚の枠を貼り合わせます。これでCのパーツが出来上がりました。

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A~Fのパーツが全て揃いました。次はパーツの微調整です。

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BとDを重ねて厚みを測ります。13mmなので、E(中段)とF(下段)の460mmある幅を13mmカットします。

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次にBとDにE(中段)をつける位置を記しておきます。
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パーツ同士を接着していきます。まずはCとBを用意し、Cの背面(黄色のマーカ部分)にBを接着します。
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Bの斜めにカットした枠の断面にボンド、またはグルーガンで接着材をつけたら、平らなところで寝かせて接着するときれいに付きます。

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起こして次にF(下段)を接着。

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DをBと同様、Cの背面に接着します。丸で囲っている部分に小さな角材をつけます。中段がこの角材の上の乗るので、接着面が増え少ししっかりします。

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枠の裏に隠れるように幅15mmにカットします。段ボールのナミナミが縦方向になるように接着してください。

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次はAを接着します。Aを乗せて後ろ側を揃えたら、手前の余分な部分をカットして接着します。

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最後のパーツEを接着しますが、正面側から段ボールの断面が見えることが気になったので少し細工します。(写真は背面側です。)これはなくても大丈夫なので、不要な方は次の工程へどうぞ。

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クラフト紙を段ボールの幅にカットして両面テープで貼り付けました。

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枠で隠れる部分にはクラフト紙を貼りません。

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断面が見えないのでスッキリした気がします。

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Eを接着したらCの中央にも角材をつけます。

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最後にパーツ同士を接着した部分にクラフト紙を貼っていきます。断面がかくれる幅にカットしましょう。私は幅20mmにカットし、真ん中に軽くカッターで折り目をつけて角に貼り付けていきました。
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3本重なる角は三角にカットしました。そのまま真っすぐに貼ってもOK。

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完成しました。

早速つくったパンたちをディスプレイしました。天板の上にも乗せられるので、またパンをつくってディスプレイしたいと思います。

緩衝材を使ったパンづくりが楽しいので、お店づくりに取り掛かることがまだ出来ていませんが、近々始められればいいなと思っています。

図面のダウンロード

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ショーケースの展開図

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