ハロウィンの仮装や普段の遊びにもGOOD。海賊帽子をつくりました。

私の娘たちは被り物やお面が大好きです。以前紹介したボール紙でつくる動物のお面はかなりくたびれてきましたが、今でもおもちゃ箱から引っ張り出し遊んでいます。先日は長女が起床と共にクロネコのお面をつけて起きてきました。

つくりたいなぁと思っている被り物の中から今回は海賊帽子に取り掛かってみました。娘たちがよく見ているPeppa Pig(ペッパピッグ)。このアニメでもキャラクターがよく海賊に仮装するんですが、娘たちが海賊の真似をしているので、彼女たちの被り物コレクションに加えたいと思います。

海賊と言えば海賊帽子

私が理想としている形状はこの帽子。ジャック・スパロウが被っているようなイメージです。

あの帽子をどうにか簡単に作れないか私なりに考えてみました。使った素材はフェルトです。

つばの部分は型紙を利用してカットします。筒の部分はお好きな高さに調節できますが、海賊帽子をリサーチしてみると大抵は立てたつばと筒の高さは同じくらいだったので、それらに倣ってみました。

サイズは頭囲50cm、54cm、58cmのスリーサイズ+頭囲20cmのぬいぐるみ用も用意しました。子供から大人まで一緒にかぶって遊べます。型紙をダウンロードして帽子づくりをお楽しみください。

つかうもの

海賊帽子につかうもの
  • A4でプリントした型紙
  • フェルト
  • チャコペン
  • 裁断ばさみ
  • はさみ
  • 定規
  • 裁ほう上手(木工ボンドでも可)

つかったフェルトは100円ショップで購入しました。サイズは60cm×60cmで海賊帽子ひとつつくれます。(サイズ58cmをつくる場合もこのサイズで作れますが、つなぎ合わせる必要があります。)

私が愛用している裁ほう上手。手軽に使えるのでいつもお世話になっています。アイロンでプレスすれば70%は硬化(※私の感覚です。)するので、次の作業にササっと進めることができ、せっかちな私には大助かりです。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

海賊帽子のつくりかた

プリントした用紙をアウトラインでカットします。フェルトをカットした用紙の幅に合わせて折り、チャコペンでアウトラインをなぞります。次に用紙にあるAのラインをカットし、チャコペンでなぞります。
音声タイトル

黄色い破線を軸にして半円分をなぞり終えました。

音声タイトル
フェルトをカットします。切っている最中にフェルトがずれないように待ち針で留めておくと良いです。
音声タイトル

カットを終えたら型紙と同じように折ります。

音声タイトル

型紙のBのラインでカットし、フェルトに重ねたらチャコペンでなぞります。なぞったラインまで切り込みを入れます。私は6等分しました。

音声タイトル

広げるとこんな感じに。帽子の前後中央に印を付けておきます。

音声タイトル
筒の長さと高さを決めます。型紙のBのラインがおおよその頭囲です。そこにぐるっと長細く切ったフェルトを縫い合わせていきます。どのサイズも長さはのりしろを含めて長めに切ります。長さは以下の通りです。
音声タイトル
縫い始める前にふたつポイントがあります。縫い始めは縫いしろ1cmあけたところから縫い始めます。2点目は縫う際、切れ目を入れた部分をピンと伸ばしてBのラインを真っすぐにさせるようにして筒の部分のフェルトと縫い合わせます。この伸ばし具合で筒の部分に使う長さが前後するので、上記のように少し長めにしています。
音声タイトル

早速縫い始めましょう。印を付けた後ろ側中央から始めます。

音声タイトル

一周縫いました。私は伸ばし具合が甘かったので、サイズ50cmでつくっていますが、若干きつめになってしまいました。

音声タイトル
生地を裏返して余った部分を外側に出し、付けた印を折り目にして折りたたみます。(画像では生地が大部余ってますが、長さにカットせずに長いまま縫いました。)
音声タイトル

折りたたんだら、筒になるように縫い合わせ、のりしろの余分なフェルトをカットします。

音声タイトル

次に頭頂部分を縫います。

音声タイトル

少し帽子らしくなりました。

音声タイトル
次にマチをつくります。バッグにマチをつくる時と同じような作業です。縫い目を真ん中にし、左右の幅が同じになるように畳みます。
音声タイトル

私は角から5cm入ったところを縫いました。両角縫った後裏返しにするとこんな感じに出来上がります。

音声タイトル
帽子がある程度大きいとつばがだれるので、余ったフェルトを幅約3cmくらいに切って縁に貼っていきます。
音声タイトル

フェルトを置いてチャコペンで、印を付け、引いたラインより縁側にのりを付けて貼ります。

音声タイトル

ぐるっと一周貼り付けて乾いたら、裏返しにし、つばからはみ出ている部分をカットします。

音声タイトル
つばを縫い付けます。まずは印を付けている後ろ中央の延長線上のつばを縫い付けます。
音声タイトル

音声タイトル

前側中央の延長線上のつばを持ち、そこから7,8cm当たりのつばを縫い合わせます。次に待ち針で仮止めしている後ろ側2ヶ所を かるく縫います。縫う前に左右のバランスを確認してから縫いましょう。

音声タイトル

最後にサイドも軽く縫っておくと無難です。これで完成です。

音声タイトル

紹介したつくりかたとは別に、こんなつくりかたもテストしてみました。黒い帽子のほうはつばを切り抜いた時にできた中央の楕円の端切れを利用したつくりかたです。失敗作ですが、こちらの方が帽子らしいですね。

裁縫得意な方は上手に仕上がると思いますが、私のスキルではギャザー(ひだ)を均等に一周縫うことは難しかったです。

参考までに失敗作も紹介しましたが、長女はこれでも気に入って被ってるので、一件落着です。

被り物好きの次女は早速かぶったままおうちで遊んでいます。

ある時はブロックで遊び、

ある時はカードゲームをして余暇を楽しんでいる海賊のようです。

ぬいぐるみ用も用意。

被り物をつくった時は長女に”テディーの分は?”と聞かれるので、今では彼女たちが大切にしているぬいぐるみたちの分も用意します。

頭囲20cm位のサイズです。ぬいぐるみを家の中でも持ち歩くので、板ゴムをつけて首にかかるようにします。クラウン(筒の部分)に使ったフェルトの幅は縫いしろ含めて8cmにしました。

ぬいぐるみ用は小さいので、つばにフェルトを重ね付けする必要はありません。

フェルトを使ったこんな被り物もつくりました。お面と違い、お顔が見えるので動物になりきっている姿がとてもかわいいです。

海賊帽子型紙のダウンロード

海賊のお供、オウムをつくりました。この帽子とセットで使えば海賊度アップです。

Related Posts