【第二弾】セロファンを使ったステンドグラスのような紙工作。金魚と和柄を組み合わせてつくりました。
金魚といえば”夏”のイメージが強いでしょうか。金魚を飼育している人々からするとそんなことないよ。と言われそうです。
私、金魚には悲しい思い出しかないんです。忘れもしません、あれは小学校4年生の夏、私は金魚を踏んだことがあります。お祭りには定番の金魚すくい。一匹の金魚がどういうわけか大きな容器から飛び出ていたらしく、タイミング悪く踏んでしまったんです。踏んだ時の”ゴリッ”としたあの感覚は何十年と経った今でも右の足裏に残っています。
今回は夏の風物詩でもある金魚のサンキャッチャーをつくりました。金魚はやはり和のイメージがあるので(個人的意見です。)、伝統的な和柄を組み合わせました。吉祥紋(きっしょうもん)という縁起の良い和柄のうちの七宝と麻の葉を使ってみました。
金魚のアウトラインと和柄のパターンはダウンロード出来ますので、是非お子様と一緒にチャレンジしてみてください。
以前、ちょうちょのフレームでステンドグラスのようなサンキャッチャーをつくりました。興味のある方はこちらも覗いてみてください♪
つかうもの
- ダウンロードしたA4用紙
- カッターナイフ
- ハサミ
- 黒い画用紙
- 黒い折り紙
- セロファン
- 透明梱包用テープ
- シールの台紙(クッキングシートで代用可)
- セロテープ
黒い画用紙は金魚の型、黒い折り紙は和柄のパターンに使います。
金魚の大きさが約15cm×10cmなので、和柄のパターンに使う折り紙は15cm×15cm以上あるものをおすすめします。
セロファンの他にもお花紙、トレーシングペーパーなど透け感のある素材であればなんでも使えます。どれも完成時は雰囲気が違うので、色々試してみると楽しいです。
カッターナイフの刃は先端が30度の細工用が作業しやすいです。
私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらで紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。
和柄パターンのつくりかた
地道にひとつひとつ切り抜くのは手間と時間がかかるので、切り紙のように紙を折り重ねて切り抜きます。
同じ幅に折り返し、蛇腹のように折ります。
半分に折ります。
線をカッターナイフで切り抜いていきます。この時、隅から切り抜いていくと型紙が外れやすいので、内側のラインから切り抜いていくといいですよ。
全て切り抜きました。
ゆっくり優しく広げてください。七宝柄の完成です。
麻の葉も同じ手順で切り抜きましょう。
金魚のフレームのつくりかた
内側のラインをカッターナイフで切り抜きます。
型紙を画用紙から切り離します。型紙は後程また使います。
型紙は剥がそうとすると紙が伸び、型紙を再度戻す時にピッタリ合わなくなるので、カッターナイフでセロテープを切り離すことをおススメします。
梱包用テープをベタっと貼ります。この時、画用紙が動くと貼りずらいので、シールの台紙にセロテープで留めておくと比較的貼りやすいです。
テープとテープが重なる幅は狭いほうが見た目がきれいです。
金魚を台紙から剥がし、和柄を端からゆっくり貼り付けます。最後にシールの台紙を上に置いてしっかり押し付けます。
余分な和柄は邪魔にならないようにカットしましょう。
これで金魚の型が完成です。
セロファンの準備が出来たら自由に貼り付けていきましょう。
貼り付けに夢中になってくるとテープを貼っている面に手をついたりすると思います。そんな時はシールの台紙で半分くらいカバーするといいです。
白い紙を下に置いてみるとセロファンを貼り逃している部分が分かります。そこもしっかりセロファンを貼り付けます。
金魚のカットに使った型紙を再度貼り付けてアウトラインで切ります。
これで金魚のサンキャッチャー完成です。
パターン色々楽しめます。
娘は5色を混ぜてランダムに貼り付けてつくりました。セロファン同士が重なり合うと色が変わり、それがまたきれいです。
これは七宝柄にセロファンとトレーシングペーパーを組み合わせた金魚。私はこれがお気に入り。
これは麻の葉のひとマスごとに一色貼り付け、本物のステンドグラスのような感じに。色を2,3色だけでつくるパターンもかわいい仕上がりになると思います。
この金魚は和柄のパターンを使わずにお花紙でつくった切り紙を貼り付けてトレーシングペーパーで挟みました。これはお部屋に貼ってもかわいいです。
和柄のパターンは2つですが、セロファンの色を2色だけ使ってつくってみたり、トレーシングペーパーとセロファンを組み合わせてみたり、お花紙をつかってみるなど、色々なパターンを楽しめます。
たくさん作って窓に貼り付けると、金魚すくいの風景のようです。
型紙のダウンロード
金魚のアウトラインと和柄の型紙をダウンロードできます。自由に使って下さい。お使いのプリンターによっては縮尺が少々変わってしまう可能性があります。