バネのように伸びる紙×ワイヤーを使った工作アイデアのご紹介。ハンプティダンプティをつくりました。

次女が今年から幼稚園のプレクラスに通い始めるので、彼女のうわばき入れをつくりました。うわばきを買っただけですが彼女は相当嬉しかったようで、お昼寝の時も枕元に置いて肌身離さずおうちの中でもずっと履いていました。

以前、このレジ袋のようなうわばき入れのつくりかたを紹介しました。次女のは取っ手のつけかたを変えましたが、どちらも使い勝手は変わりません。

こちらでつくりかたを紹介しています。

バネのように伸びる紙にワイヤーを仕込む。

バネのように伸びる紙を使った工作は以前に紹介していますが、ビヨンビヨンする動きがとても楽しく、子供たちはお気に入りです。”これ何に見える?”の問いかけから色々な動物やロボットをつくりました。

以前に紹介した工作の内容はこちらからどうぞ。

今回はこのバネのような紙にビーズやアクセサリーづくりに使うワイヤーを通して形状を維持できるようにして遊びました。

交互に紙を折る作業は子供には少し難しいかもしれません。長女は上手く折れず嘆いていました。そんな時はお父さん・お母さんにつくってもらいましょう♪

つかうもの

  • 色画用紙
  • 両面テープもしくはグルーガン
  • 錐や目打ち
  • 待ち針
  • カッターナイフ
  • 定規
  • はさみ
  • カッターマット
  • 平ヤットコ

色画用紙はプリント用紙よりも厚めなので丈夫です。

これを忘れていました。平ヤットコです。ワイヤーの先端を曲げる時に使います。

使ったワイヤーはかなり細めのものを使いましたが、穴に通しやすいです。100円ショップでも類似品を購入できます。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

つくりかた

お好きな幅にカットした色画用紙を2本用意します。(見本は幅1cmです。)先端を重ねます。この時、まだ接着材は使いません。矢印の方向に折ります。
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次にピンクの紙を矢印の方向に折り、交互に折り続けます。

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ワイヤーを通す穴を錐や目打ちを使って開けます。四角の中心にグッと先端を押し付けます。これだけではもちろん貫通しないので、蛇腹になった部分をひとつひとつ持ち上げて中心に先端を押し付ける作業を繰り返します。
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最後まで穴を開けたら、小さくたたみ、穴が貫通しているか待ち針を通して確認します。これでワイヤーを通すことが出来ます。

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ワイヤーを通します。ワイヤーを適当な長さにカットし、先端から約1.5cm辺りを曲げます。折り曲げた部分を平ヤットコで挟み、1.5cmあるワイヤーをクルッと平ヤットコに巻き付けます。
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こんな感じになりました。では、ワイヤーを穴に通しましょう。

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丸く曲げたワイヤー部分を色画用紙と接着します。赤い四角で示している部分に両面テープを貼ってもう一色の色画用紙を被せます。

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完成しました。

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遊んでいるうちに両面テープが剥がれてくるようであれば、代わりにグルーガンを使用するといいと思います。

これで色々なものがつくれそうです。子供たちに”これ何に見える?”、”これで何がつくれるかな。”と投げかけてみると、大人では思いつかないアイデアや答えが返ってくると思いますよ。

ハンプティダンプティをつくる。

不思議の国のアリスに登場しているハンプティダンプティ。私はこのキャラクターのフォルムが好きです。英語圏では童謡にもなっているので、娘たちもパジャマのパンツをこれでもかと胸のところまで上げて履き、”見て見てー!ハンプティダンプティ!”というくらい我が家では身近なキャラクターです。

ワイヤーを仕込んだバネを卵たちの手足にしてハンプティダンプティをつくりました。

色々なポーズが出来て遊べるので大人でも楽しめると思います。

つかうもの

上記のつかうものアイテムに加えて以下のものを使いました。

  • 卵の殻
  • アクリル絵の具
  • 絵の具用の筆
  • グルーガン
  • 油性マジック

卵の殻は料理で使ったものをボンドでもとの形状に戻して使いました。なので、一部殻がなかったりしますがOKです。(イースターエッグに使うような卵は小さな穴を2カ所に開けて、中身を出して洗いますが、こういった本格的な手段は今回使いませんでした。)

つくりかた

まずは洗った卵の殻を用意しましょう。殻の断面にボンドを付けてうまく合わさるように接着します。はみ出たボンドは水をつけた指で割れ目に馴染ますようにして拭き取ります。
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卵の殻が元通りになりました。

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鉛筆で洋服の下書きをします。
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アクリル絵の具で塗ります。
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乾くまで放置しておきましょう。

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乾いたらボタンを描いてボディの完成です。

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色画用紙でバネをつくり、手足をつくります。すべて幅7mmに統一してつくりました。同じものを4つつくります。
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手はどんな形でもOKですが、足はボディを支えるので大きめのほうが良いです。イメージはドナルドダックでしょうか。

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ワイヤーを通す穴を開け、ワイヤーを通します。
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足はカットした大きさより若干小さめのラインでワイヤーを形作ると良いです。出来たら両面テープを貼り付けてもう片側の紙を貼り付けます。

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手足をボディにグルーガンで接着します。
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完成しました。

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完成後は一人で遊んでみました。意外と楽しかったです。キッチンで何か探し物をしている様子です。

バナナに座り休憩中。

子供に顔を描いてもらいました。

やる気満々の長女。油性マジックで卵たちにお顔を描いてもらいました。

こんな仕上がりに。彼女に”お顔を描いてちょうだい。”と伝えただけですが、どれもおひげの生えたおじさん3人組です。私がお顔を描くよりも断然面白く仕上がりました。

色んなポージングで遊ぶ。

やっと完成した卵たちで遊びましょう。日常生活に溶け込ませて長女とけらけら笑いながら楽しみました。

どんどんよじ登っています。

上にいるたまごはちょっと助けを求めているようにも見えます。

ライトに上ってちょっとどや顔風。

手足をある程度自由に曲げることが出来るので、色んなポージングをさせて楽しむことが出来ます。もちろん、卵の殻を使わずに箱に貼り付けてロボットのようにしても面白いものが出来ますよ。是非、一度お子様とチャレンジしてみてください♫

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