ヘアゴムのリボンをマグネットで取り外し可能に。結びやすくなって時短になります。

ここで紹介しているヘアゴムはまだ改善の余地がありますが、記録として残しています。

リボンを取り外せるヘアゴムを考案

うちの次女は4歳なんですが何事にもこだわりが強いので、対応に疲れてしまうことがよくあります。ヘアゴムもこだわりのうちのひとつです。

彼女はリボンが付いたヘアゴムが好きなので、以前ブログ内でリボンを付けたヘアゴムのつくりかたを紹介したことがあります。

今も愛用していますが、つくった当時から不便に思っていたのはリボンが邪魔で結びづらいこと。なので、マグネットを使って飾りのリボンを取り外せるようにしました。

仕組みはとても単純。リボンの裏側とヘアゴムに強力マグネットを接着しています。

一度ゴムで結んだらリボンは変えたい放題。

私だけが思っていることなのかどうか分かりませんが、私独自のヘアゴムあるあるを挙げてみました。

ヘアゴムあるある


・かわいいヘアゴムを買ったのにゴムが切れたらもう使えないものもある。

・結び終えたらリボンやマスコットが逆さまになってしまう。

・大きなリボンが付いたヘアゴムは結びずらい。

そんなデメリットをマグネットを使って取り外しできることでたくさんメリットがあります。

ヘアゴムから取り外しできるメリット


・一度結んだらリボンを選ぶだけ。

・ゴムが切れても簡単に変えられる。

・結ぶ際に向きを気にしなくてOK。

もうひとつのメリットは収納のしやすさ。マグネットボードを利用すればくっつけるだけなので、とても見やすく次回使う時も子供が自分で選んで持ってきます。

実際に使って検証

実際に使ってみて簡単にリボンが取れてしまってはつくった意味がありません。ここは次女に実際に付けてもらい何日か過ごしてもらいました。結果、取れてしまうシーンがいくつかありました。

  1. 帽子やヘルメットを脱いだタイミングで取れる。
  2. アイスリングを付けていると足が引っ掛かってとれる。(リボンの足が長いタイプ)

今のところ、こういった場面で取れることがありました。この点が改善が必要なポイントです。

つかうもの

  • 強力マグネット
  • 接着剤
  • ボタン足
  • ※1鉄製のヘアゴム台座
  • ヘアゴム
  • お好きなリボン
  • ハサミ
  • グルーガン
  • ライター

ヘアゴム側に付けたパーツは2パターンあります。鉄製の台座(既製品)、もしくはボタン足にマグネットを接着したものを用意します。磁力はボタン足+マグネットのほうが若干強く感じました。つくる上で台座はとても手軽です。簡単にヘアゴムに装着できるうえ、リボンに付けるマグネットは裏表を気にせず接着出来ます。ボタン足+マグネットはマグネットの裏表を間違えると付くリボンと付かないリボンが出来てします。

このヘアゴムをつくるにあたってとても活躍した小さなパーツ、ボタン足です。

※1 この題材を編集して終わりに近づいた時、100ショップ(セリア)でやっと見つけました、鉄製の台座です。色々なお店を見て回りましたが、マグネットが付く台座がなかったので見つけた時は感動でした。台座を使う利点としてはリボンに付けるマグネットの裏表を気にしなくて済む点こと、マグネットが1つで済むので厚みが出ない分見た目がスッキリします。

私はよくこのマグネットを工作に利用します。(とても小さいので小さなお子様がいる家庭では誤飲しないように注意してください。)このマグネットと右の瞬間接着剤は100円ショップで購入しました。

今回はサテンリボンだけでなく、耐久性のあるグログランテープ(左)も使いました。帽子やバッグにも使われますね。サテンリボンでも厚みがあるかわいい柄のもの(右)も選びました。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

ヘアゴムのつくりかた

ボタン足を使ったケース

まずはヘアゴムから。上記でもお伝えしましたが、注意しなければならないのはマグネットの裏表。ヘアゴムに付けるマグネットの裏表を統一しないと、付くリボンと付かないリボンが出来てしますので気を付けてください。

マグネットの裏表を統一したら、分からなくならないように接着面側にマジックで印を付けておきましょう。ボタン足に少量の接着剤を付けてマグネットを取り付けます。
音声タイトル

完全に硬化するまで置いておきましょう。

音声タイトル
硬化したら好みの長さにカットしたヘアゴムにボタン足を通して結びます。型結びでもOKですが、ここではテグスを結ぶ方法を紹介します。右手に持ったゴムを後ろ側にして先端を輪に通します。
音声タイトル

次に右手に持っている方を手前にして先端を輪に通します。

音声タイトル

輪になった方のゴムを両サイドからゆっくり引っ張っります。しっかり結べたらゴムの先端を整えて完成です。

音声タイトル

金具の台座を使ったケース

この台座を使う場合はとても簡単。輪にしたヘアゴムに取り付けるだけ。たとえゴムが切れても、簡単に取り換えられます。

リボンのつくりかた

リボン タイプ1

タイプ1ではサテンリボンを使った例を紹介します。

お好きな長さにカットしたリボンを用意します。ちなみにこのリボンは30cmです。リボンの真ん中に接着剤でマグネットを付けます。下になった面がヘアゴム側のマグネットに付きます。(マグネットの裏表には十分確認してから接着してください。)
音声タイトル

マグネットの上に少量の接着剤を付けたらリボンの側面で覆います。片側覆ったら、また接着剤を付けてもう片側で覆います。

音声タイトル
リボンを縦に配置します。(ここから説明がややこしいですがお付き合いください。)リボンの真ん中を指で押さえながら、上側のリボンを半分に折ります。
音声タイトル

輪になった部分を奥に倒します。そうすると右手人差し指のところに輪が出来ます。

音声タイトル

下側のリボンも半分に折って輪になった部分を矢印の部分に通します。

音声タイトル

左右輪になったところへ人差し指を入れて引っ張り、かたちを整えます。輪っかを小さめにするか大きくするのかお好みです。

音声タイトル
かたちを整えたら、リボンが解けないように針と糸で縫い付けます。結び目の裏あたりを3,4往復縫い付ければ十分です。
音声タイトル
最後にリボンの端がほつれないようにライターで2,3往復あぶります。(燃えないように十分気を付けてください。)ライターを使いたくない場合は少量のボンドを付けてもOKです。
音声タイトル

これで完成です。

音声タイトル

リボン タイプ2

リボンの足(ストリーマー)がないタイプを紹介します。

リボンの長さは自由ですが、今回はこの長さでつくります。
音声タイトル

始める前に、リボンの端がほつれないようにグルーガンで軽くほつれ止めをします。

音声タイトル
長いほうのリボンを輪っかにして端を重ねてなみ縫いします。波縫いした部分を中央にして真ん中をぐっとつまみます。
音声タイトル

つまんだ部分をまた縫って玉止めします。

音声タイトル
次は短いリボンを用意します。黒線の位置にグルーガンでグルーを付けて端を折ります。
音声タイトル

短いリボンの端をリボンの裏側に接着します。

音声タイトル

クルッと巻いたら、端から1cm内側の辺りにマグネットを接着します。この時も 裏表を間違わないようにマグネットを付けたヘアゴムを当てて確認すると確実です。端の1cmに接着剤を付けてマグネットを覆い、リボンに巻き付けます。

音声タイトル

最後はグルーが剥がれないように針と糸で縫い付けます。これで完成です。

音声タイトル

使うリボンの素材によっても簡単に雰囲気を変えられるのがいいところ。夏は透け感があるオーガンジーリボンや艶があるサテンリボン。秋や冬はベルベットリボンがかわいいです。グログランリボンやレースリボンはオールシーズンに良いかと思います。

マグネットの磁力の強さが十分でないところが改善点ですが紹介しました。

Related Posts