ペットボトルのフタを使ったゲームを考える。”おむすびコロコロゲーム”つくりました。
毎日炭酸水を飲んでいると溜まるペットボトル。何かに使えるかも。と思い溜めていたペットボトルのフタ(以下、フタと呼びます。)を使ってそろそろ何かつくろうと私なりにかんがえました。
題して”おむすびコロコロ”ゲームです。単純なゲームですが説明すると、マシンに入れてコロコロ転がり落ちるフタをタイミングよくキャッチし、何個キャッチできたか楽しむゲームです。
このゲームに必要な素材はダウンロード出来ますので、是非お子様と一緒に工作を楽しんでください。
おむすびコロコロゲームの遊びかた
おむすびコロコロのお話
おむすびコロコロゲームをストーリー仕立てにしています。”おむすびころりん”という昔話がありますがそれとは全く関係なく、こちらはちょっとドジなおじいさんのお話です。
山の麓に住むちょっとドジなおじいさんは山菜を収穫するために籠を背負い、山頂へ向かいました。
しばらく歩き、小腹がすいたおじいさんが籠からおにぎりを取り出したその時、足を滑らせ転んでしまいます。”あいたたたぁー!”
しりもちをついた拍子におにぎりは宙を舞い、地面に落ちたおにぎりは勢いよく坂道を転がっていきます。(ここまでのお話はおむすびころりんに少し似てます。)
転がり続けるおにぎりを山に住む野生動物たちが狙ってます。食べられてしまわぬようにおじいさんのためにキャッチしましょう。
転がってくるおむすびをキャッチするだけ。
重複しますが、遊びかたはコロコロ転がってくるおむすびをキャッチするだけ。手前のつまみを持って左右に動かします。
キャッチしたおむすびはトレーに入らずに手前に転がって出てきてます。何個のおむすびをゲットしたか競うのもおもしろいですが、3種類あるおむすびに普通のおむすび=10点、梅のおむすび=15点、天むす=30点のように点数をつけて合計点を競っても楽しいですよ。
遊び終えたら
遊び終えたらおむすびたちは下のトレーにそのまま収納。床に転がしたままにしたらママやパパに捨てられちゃいますよ。遊び終えたらトレーにちゃんと片付けましょう。
つかうもの
- A4でプリントした用紙
- 段ボール
- ボール紙
- つまようじ
- A4の透明な下敷き
- 両面シートまたは両面テープ
- カッターナイフ
- ハサミ
- ボンド
- 定規
- カッターマット
- グルーガン
- 目打ちやきりなど(先端が尖ったもの)
- スティックのり
フタに使った段ボールは厚みが1.5mmほどの薄いものを使用しました。ハサミで切るので薄めのほうが作業しやすいです。
本体に使った段ボールは厚みが4mmある硬めのものを利用しました。おにぎりをキャッチする部分に関してはもう少し薄めの3mmを使いました。おうちにある段ボールの厚みは大抵3mm~5mm位かと思いますが、どの厚みでもつくれますので都合のいい段ボールをお使いください。
A4サイズでプリントする用紙は色画用紙やクラフトペーパーを利用するのもGOODです。私はロール状のクラフト紙をA4サイズにカットして利用しましたが、クラフト紙は100円ショップで購入できます。
透明の下敷きも100円ショップで購入出来ます。
おむすびのイラストをペットボトルのフタに貼り付ける際、両面シートを使いました。両面テープがシート状になったものです。身近なものであれば、両面テープを等間隔で紙に貼り付けてシートのようにすれば代用できます。
私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。
つくりかた
フタにふたをします。
フタの空洞部分にフタをして分厚いコインのようにします。
丸く切り抜いた段ボールをボール紙にのりで貼り付けます。
丸く切り抜きました。次にカットしておいたおむすびシールをフタの丸い部分に貼り付ければ完成です。
ドジなおじいさんは天むすも好きなんです。グルメですね。
おむすびコロコロマシンをつくる。
工程はちょっと多めですが難しい作業はないので、コツコツつくってみましょう。
貼り付けた用紙の横幅は紙の幅のまま、上下はプリントされているラインでカットします。
4辺切り抜き、ベースが出来ました。
次につまようじを用意します。つまようじの頭のくびれを折ったら、残りの部分を約15mmづつに折ります。15mm間隔にカッターナイフを押し付けて少し印を付けるだけで簡単にポキッと折れます。
先端にボンドを付けたつまようじたちを開けた穴に差し込みます。斜めにならないように真っすぐ差し込んでください。
差し込んだつまようじたちに筒状にした紙を差し込んでいきます。幅19mmにカットした段ボールを用意します。(後程19mmの幅にカットした段ボールを使うので、全部で2m分くらいカットしておきます。)➀19mm幅に切った段ボールを長さ約3cmに切り、ナミナミ部分から紙を剥がします。剥がした紙の片側に両面テープを貼り付けます。➁両面テープを付けていない方からつまようじに巻き付けて、➂貼り付けた両面テープで留めます。➃最後に筒状の紙をつまようじから抜き取ればOKです。
段ボールにさしたつまようじたちにボンドを付けて筒を差し込みます。
こんな感じです。
黄色い線で示したところにも幅19mmの段ボールを貼り付けていきます。
左右に付け終えたら、黄色い線で囲った形状のパーツを用意します。先ほど使った➀のパーツにAの高さの足した形状でカットします。
左右2枚分カットしました。そのパーツを内側に接着します。
ベースの後ろ側にも➀のパーツを接着する用意をします。➀のパーツの高さに合わせてカットした段ボールの片側に➀を接着します。全体の長さは約150mmくらいあれば足ります。このパーツを左右2枚分用意します。次に、貼り付けた➀のパーツをベースの裏側に引掛けるように置きます。
正面側です。黄色い線で示したところに線を引き、その線でカットし、接着します。もう片方同じように接着します。
幅70mmのパーツを奥までしっかり差し込み接着し、断面に幅20mmにカットしたパーツを立てて接着します。
カットしたパーツは下側をスタンドにピッタリ当て、上側は枠と同じ高さに合わせてカットします。接着する際は、下敷き面には接着せず、枠に接着してください。
カット出来たら接着します。付けるラインは白い点線の位置、段ボールを付けたラインに合わせて下敷きに接着します。そうすることで万が一、中でおにぎりが引っ掛かったり、カスタマイズする際に下敷きをスライドして取り外せることができます。
幅48mmに切った段ボールを幅20mm、15mmを1枚づつ、幅10mmを2枚用意します。15mmと10mm1枚は画像のように赤い点の位置に穴を開け、15mmのパーツにつまようじをさします。
幅10mmにカットしたパーツのナミナミ部分につまようじの頭を差し込んで接着します。
次に使うパーツを整理しましょう。➂、➄、➅は既に用意してありますね。➃のパーツをカットします。
➃のパーツを➂のパーツで挟むように接着し、2本のつまようじを➂のナミナミ部分に差し込みます。次に➄のパーツを刺し、➅のナミナミ部分につまようじを通します。この時点で段ボールから出ているつまようじはカットします。
組み立てたおにぎりキャッチャーを分解して本体にセットしましょう。本体後ろ側から2本のつまようじを差し込みます。この時点でつまようじが左右に動かしづらいと思いますので、後ろのつまみ部分を持って少し左右に動かしてあげてください。動きがスムーズになってきます。残り2つのパーツにボンドを付けてつまようじに差し込めば完成です。
完成しました。
ボンドがまだ乾いていないのに遊び始めた長女。後ろ側のつまみを持って左右に動かして遊んでいます。のちのち後ろ側のつまみのほうが動かしやすいことが分かりました。企業の商品開発であればリコールレベルですが、まぁ、素人がつくったゲームなので、多めに見て下さい・・・
スケールは全く違いますが、壁に大きなボール転がし装置もつくりました。
型紙のダウンロード
A4サイズでプリントしてください。お使いのプリンターによっては縮尺が多少変わってしまうことがあります。