歩くだけでクルクル回る風車をつくりました。八重の風車も簡単につくれます。

大人になった今でもクルクル回る風車を見るとワクワクします。私の好みは羽根が4枚の定番風車ですが、やはり八重も捨てがたい・・・。ということで両方つくりました。

定番のつくりかたは風車をつくる紙の中心と羽根の先端に穴を開け、風車の芯に通します。ですが、この作り方だと風車が回りずらいことがよくあるんです。(私のつくりかたの問題かもしれません。)なので、芯に通すのは紙の中心のみにして芯に対する摩擦力を極力落とすことで歩くだけでも簡単にクルクル回る風車をつくりました。

身の回りにあるもので簡単に作れますので、一度つくってみてください♪

つかうもの

  • 正方形のお好きな紙
  • ゼムクリップ
  • ストロー
  • セロテープ
  • のり
  • ハサミ
  • 割りばし
  • 平ヤットコ(なくてもOK)

正式名称は今回初めてしりました、ゼムクリップ。紙を挟むきゃしゃな働き者です。このゼムクリップの形状を少し変えて風車の芯に利用します。

工作する時にあると意外と便利な平ヤットコ。今回はゼムクリップの先端を曲げる際に使いました。ですがこの平ヤットコを持ってない人もいると思います。使わなくても作れる方法も一緒に紹介しています。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

羽根が4枚の風車

定番の形状です。

お好きなサイズの紙を用意します。三角に折り、折り目をつけます。
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三角に折った状態で全体の長さに対して2/3くらいハサミで切り込みを入れます。紙を広げ、折り目の交点に穴を開けておきます。

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羽根を接着していきます。羽根の先端にのりをつけたら、
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開けた穴の周りに接着させます。

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4枚接着しました。穴の周りを囲うように接着しているのであけた穴が広がりにくくなります。

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お好みで接着した面に丸シールを貼ってもいいです。

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風車の芯をつくります。まずはゼムクリップを用意します。外側の先端を広げ、90度くらいになるようにします。平ヤットコがなくても大丈夫です。指で広げましょう。
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次にストローを用意します。理想の太さは子供用ストロー(またはジュースのパックに付いてる伸縮するストローです。)ですが、なければ普通のものでOKです。その場合はストローに縦にハサミを入れて、細くなるように巻いたらセロテープを巻きつけます。

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細くなったストローをカットします。風車の後ろにくるストローは短すぎると羽根が持ち手に当たって回転が悪くなってしまいます。

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芯の材料がそろったので持ち手に取り付けましょう。

巻き付けにマスキングテープを使っていますが、セロテープでも大丈夫です。

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持ち手に付けたゼムクリップに以下の順番で通します。

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平ヤットコをお持ちの場合は先端をはさみ、クッと曲げ、ストローが抜けないようになれば完成です。

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平ヤットコをお持ちでないの場合はセロテープまたはマスキングテープを利用し、先端をカバーします。こちらもストローが抜けなければどんなつけ方でも大丈夫です。

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一本の割りばしに風車を2個つけてもおもしろいです。

羽根が八重の風車

八重もつくってみるとやはりかわいいです。

八重の風車は4枚の羽根の風車で使った紙を1枚と、他にもう1枚違う切り込みを入れた紙を用意します。型紙のダウンロードはせずに簡単につくれますよ。

風車をつくる同じ大きさの紙を使ってまずは型紙をつくります。以下のように折って紙に折り目を付けます。赤い点を軸に折ったら、次は青い点を軸に同じように折ります。
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そうすると点線のように折り目が付きます。次に画像のように4つの交点と中心に針で穴を開けて印をつけます。これで型紙の完成です。

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つくった型紙を風車をつくる紙の上に重ねて4つの交点と中心を針を使って印を付けます。ティッシュ箱の裏を使うと穴を開けやすいです。紙の角から交点に向かってカットします。

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2枚の紙の準備が出来ました。型紙をつくった方をA、4枚の羽根の風車の紙をBとします。
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Aの上にBを画像のように重ねます。2枚の紙がずれないように穴の近くをのりで接着します。

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Aの羽根をBの切り込みから出します。

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羽を接着しましょう。ここでは時計回りにつけています。穴に重ねず、穴を囲うように接着していきます。
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こんな感じに仕上がりました。

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羽根の付けかたを少し変えてみました。こちらは穴に向けて接着。

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こちらは羽根に羽根を接着。他のに比べて立体感が出ます。

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持ち手のつけかたは羽根が4枚の風車で紹介した作りかたと同様です。上記3通りの貼りかたを紹介しましたが、見た目に大きな違いはありませね(汗)。どれもよく回ります。付けやすい方法を選んでください。
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風車を自転車に設置しました。

今回風車をつくったのには理由があります。100円ショップで購入したかわいいアヒル。自転車のハンドルバーにつけられるようになっています。被っているヘルメットには3枚のプロペラが付いてましたが、買った当日に長女が乱暴に扱ったせいですぐに2枚が根元から破損。残った1枚のプロペラではどうにもならないので、風車を設置しようと考えました。

上記のつかうものに加え、これらのアイテムも使用しました。

  • 両面テープ
  • 透明ちよがみ
  • グルーガン

100円ショップで購入した透明ちよがみ。ちよがみとありますが、素材はポリ塩化ビニルです。外で使うので紙でなく、このちよがみでつくりました。

ヘルメットについていたプロペラの部分は突先をつまめば簡単にとり外すことが出来ました。

そこにちよがみでつくった風車を用意。ちよがみはのりで接着せずに小さく切った両面テープで接着しました。

次はゼムクリップを立てたい。けど固定する筒状の何かが必要なので、ストローを4cm位にカットしたものを被せることにしました。手順としてはストローの中にグルーガンでのりを注入後、すぐに突先にかぶせ、ゼムクリップを差し込む。という作戦を立てました。

作戦は成功!このゼムクリップに丁度よく通るビーズがあったのでストローの代わりにビーズを使って風車を挟みました。

完成しました。ゼムクリップを柱に使っているので、角度の微調整が可能です。

完成したら早速子供の自転車に設置。ストライダーのようなペダルがない自転車に最近乗り始めたので、まだまだカメ並みにゆっくりですが、それでも風車は回りました。成功です。

風車も羽根のつけかたをアレンジしてみても意外と簡単に回りました。もっとおもしろい形状でもつくれそうだなと思ったので、その時はまたブログで紹介したいと思います。

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