壁紙に穴を開けたくない方必見。目立ったキズを残さずに装飾するアイデアを紹介します。

ただ紙を1枚壁に貼りたいだけでもいろいろ方法がありますね。マスキングテープ、セロハンテープ、両面テープ、剥がせる両面テープなどホームセンターに行くと種類が豊富すぎるので目移りばかりして、一つ買うだけでも相当時間がかかります・・・。

今回は、壁紙に目立ったキズを残さずに装飾をするアイデアを紹介します。賃貸住まいの方々に限らず、壁紙に穴の跡もつけたくないという方にも役立てる方法かと思います。

壁紙に切り込みを入れる方法

え?壁紙切るの・・・?と思うかもしれませんが、壁紙にカッターナイフで切り込みを入れます。タイトルで”目立ったキズを残さずに”としたのはこういう理由だったんですが、修復した後も切り込みが全く目立たないのでとてもおススメです。

切り込みを入れて剥がします。カッターナイフでくの字に切り込みを入れます。大体一辺3mmくらい切り込みを入れれば十分です。切り込みを入れた壁紙をカッターナイフの先端を使って剥がします。
くぎを打ちます。壁紙を剥がしたところにくぎを上向きに打ちます。くぎに吊り下げるものの重さにもよりますが、私は普段太さ0.9mm、長さが25mmの細くて長いこびょうを使います。
使い方はいろいろ。個人的に白いプラスティック製のフックを壁に付けるよりこの方が好きです。

元に戻してみましょう。くぎを抜いて、剥がした壁紙部分にのりを付けて貼ります。私はスティックのりを使っています。グレーの丸で囲った中心に小さなドットが見えるかと思いますが、そこが切り込みを入れたところです。一瞬でも目を離すと位置を見失うくらい目立ちませんよ。

私は壁に何かをぶら下げたい時はいつもこの方法です。ただ、この方法は壁紙にもよると思います。表面に凹凸がなく紙のような壁紙は切り込みのラインが見えるかもしれません。目立たないところで一度テストしてみるといいかと思います。

こんな使い方もあります。

切り込みをもう少し大きくして木ネジを使っています。スタンドミラーが倒れないように木ネジに引掛けて固定しています。

この方法は壁紙で穴は隠れますが、直径4㎜位の穴を開けるので、特に賃貸住まいの方は気が引けるかもしれませんね・・・。私は開けちゃいましたが、自己責任でよろしくお願いします。

両面テープとマスキングテープを使った方法

この方法はポスターや子供の工作品を壁に飾る時に役立てるかと思います。

まず、貼りたいものに両面テープを貼ります。もう片方の粘着面にマスキングテープのペタペタしていない方を貼り付けます。そうするとマスキングテープの粘着力で壁に付けることができます。両面テープより粘着力が弱いので、壁紙を傷めませんが、念のために剥がす際はそーっとゆっくり剥がしてください。

粘着力UPさせたい場合

この方法で粘着力をUPさせたい時は、単純に両面テープの貼り付ける量を増やせば解決しますが、マスキングテープを少し重ねて幅を広くして使う方法もあります。

このバスケットゴールもちゃんとついてます。

両面テープと養生テープを使った方法

上記で紹介したマスキングテープを養生テープに変えただけですが、この方法はさらに粘着力があります。両面テープほどの粘着力はありませんが、長時間つけておくと剥がす際、壁紙を傷めてしまう可能性はあるのでちょっと注意が必要です。この方法は壁だけに限らず床にマットを固定したい場合や固定したいけど、くぎやネジを使えないところに役に立ちます。

以前、リビングルームが18畳ある1LDKの賃貸に住んでいました。このリビングルームの丁度真ん中辺りの天井にインサートが付いていたので、壁と仕切り戸を作って2LDK仕様にしました。仕切り戸をスライドするには床にレールが必要です。もちろん床には穴を開けることは出来ないので、その材料を両面テープと養生テープを貼り付けて解決しました。

以上、壁紙に目立つキズを付けずに装飾をするアイデアを紹介しました。皆さんのお役に立てると幸いです。

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