かぎ針編みでスツールカバーをつくりました。エコファーを使ってフワフワなネコに大変身。

ハロウィーンが終わった翌日から町はすでにクリスマス商材で溢れていますね。ハロウィーン当日、娘たちとササッと出来て楽しいお菓子づくりをしました。

小さなカップケーキに溶かしたホワイトチョコレートをつけ、チョコペンでお絵描きをするだけ。余ったチョコでプレートもつくりました。

使った材料はこの4つ。

ハロウィーンにあまり関係のないパンダもいます。とても簡単で娘たちも楽しんでいたので、クリスマスバージョンもやること決定です。クリスマスはカラフルなチョコレートスプレーやドライフルーツなどデコレーションの種類を増やしてみるのも良いですね。

かぎ針編みでネコのスツールカバーをつくる。

先日、吉祥寺をプラプラしているとヨドバシカメラの中にダイソーの新業態”Standard Products”がオープンしていました。どの商品もシンプルなデザインでリーズナブル。どんな生活スタイルにも馴染みやすそうなカラーバリエーションでした。

そこで見つけたクッションスツール。見てすぐに子供の腰掛に丁度よさそうな高さ!と思い購入しました。子供用の椅子をもうひとつ購入しようと考えていた時だったので丁度良かったです。

見た目はシンプルで文句はないんですが、子供が使うのでちょっとかわいらしくアレンジしたいなぁと思い、このクッションスツールにかぎ針編みでカバーをつくりました。

このクッションカバーは鎖編み、引き抜き編み、細編みの基本の編み方だけで完成します。難しい作業はありません。コツコツ編めば数日で完成しますよ。

つかうもの

  • Tシャツヤーン 120m
  • エコファー 約200g
  • ボタン 2個(目に使用)
  • ボタンをつける糸
  • 毛糸(口元に使用)
  • かぎ針8mm
  • ジャンボかぎ針12mm
  • はさみ
  • とじ針
  • 段数マーカー(あると便利)

TシャツヤーンはHoooked Zpagetti (フックド ズパゲッティ)を使いました。太さは超極太で120mあります。このカバーをつくるのにひとつ使います。(つくり終えた時点で1mだけ余りました。)

普通の毛糸を使わずTシャツヤーンを使ったのは伸縮性があり丈夫だからです。次女はしっぽを持って引きずったり、転がして遊んでいますがしっかりしています。

フワフワなエコファーは触り心地が良い。使う量は約200gです。私が使ったエコファーはゆめコーン。パステルカラーがかわいいです。

パステルカラーもかわいいですが、本物のネコのようなキャットヤーンもおススメ。2個目をつくる時はこちらを使う予定です。

かぎ針はこの2種類を使用しました。

ゴムひもは約1cm幅あるものを使いました。4つ穴の開いた大きなボタンは目に使用。カラーバリエーションは豊富です。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

つくりかた

つくりかたを大まかに分けるとこんな手順です。

  • 1,ベースを編む。
  • 2,ファーを編み込む。
  • 3,耳を編む。
  • 4,しっぽを編む。
  • 5,口元をつくる。
  • 6,耳、しっぽ、目、口元をつける。

1 ベースを編む。

ベースの編み手順はこちらです。基本的な円の編み方です。10段目まで各段6目ずつ増やします。様子を見ながら増し目をする位置を調節してください。

輪をつくりそれに6目細編みをします。
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6目編みました。基本は立ち上がりの目に引抜編みをしますが、私は1番目の目に引抜編みをします。エコファーで隠れて全く見えなくなりますが、その方が見た目がスッキリです。
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2段目、12目を編み終えたところです。この段を編み終える時も1番目の目に引抜編みをします。

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10段目を編み終えました。ご覧の通りきれいな円ではありません。六角形にならないようにするには各段増やし目する位置をずらして工夫しなければなりませんが、エコファーを編み込んで見えなくなるので今回は気にせず続行しました。座面の大きさと同じになったところで目の増減なしで細編みをします。

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21段編み終えました。スツールの高さと揃ったところで次の段から6目ずつ減らします。
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23段すべて編み終えました。糸端の始末をします。

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ゴムひもを23段目の細編みに通していきます。1目づつ交互に通しましょう。これは道具を使わず指で出来ます。
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最後まで通したらゴムひもが張るくらい引っ張り、固結びします。これでベースの完成です。

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2 ファーを編み込む。

編んだベースに引き抜き編みをしていきます。編み込んでいく順番を紹介していますが、ベースがファーで隠れればどんな順番でもOKです。

編み込んでいく順番はこのような感じで進めました。
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(ファーだと見えずらいので、赤い毛糸で代用しています。)カバーの内側からファーを出します。中心にかぎ針を入れて内側でファーを引掛けて出し、引き抜き編みをします。

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2段目も同じようにジグザグに引き抜き編みをします。

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実際にエコファーで編んでいくとこんな感じに仕上がります。編み始めると編み目が見えなくなり、何が何だか分からなくなります。

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約60gのエコファーを編み終えたところです。すでに触り心地が良く、子供たちがすりすりしています。
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11段目からはこんな順番で編み込みました。

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21段編み終えました。22段、23段目は床に触れる面なので、ファーは編み込みませんでした。

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3 耳を編む。

これが耳の編み図です。細編みと引き抜き編みをして三角形に編みます。

編み図のように編んで糸端を始末したら、三辺をぐるっとファーで細編みをします。STARTの位置にかぎ針を入れてファーを引掛けて出したら細編みをします。グレーのドットで示した位置にかぎ針を入れていきます。
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きれいに側面がファーで隠れました。

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次は内側にぐるっとファーを編み込みます。内側は引き抜き編みで編みました。Tシャツヤーンを1本で拾えるところにかぎ針を入れて編んでいきます。
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裏側もTシャツヤーンを”1本拾って引き抜き編み”をしていき、ベースが見えなくなるまで編みましょう。
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完成しました。

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4 しっぽを編む。

しっぽは鎖編み20目つくり、2段目、3段目は細編みをします。編み始めの糸端は約45cmくらいキープしておき、46cm辺りから鎖編みを始めます。

長細く半分に折り、1段目の1目と3段目の1目を45cmある糸端を使って編み込んでいきます。
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1目から20目まで編み込んでいきます。最後はもう片方の糸端と固結びをします。

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エコファーを編み込んでいきます。表面のTシャツヤーン1本を拾い引き抜き編みをします。
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バナナのようなしっぽが出来上がりました。固結びした2本の糸端は短く切らずに置いておいてください。

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5 口元をつくる。

口元には毛糸をつかいます。厚紙や段ボールに毛糸を巻きつけます。私は幅21cmの厚紙に20周巻き付けました。それを厚紙から外し、中央で交差するようにねじります。

片方の輪に手を入れて赤い丸で囲ったもう片方の毛糸を掴み、輪の中へ引っ張ります。

中央に結び目が出来ました。この結び目が中央に来るように調節してください。

次に本体に結び付けるための毛糸を結び付けます。左右ある輪の中、中心それぞれに毛糸を通して固結びします。

6 耳、しっぽ、目、口元をつける。

パーツをベースに付けていきます。段数マーカーで耳、目をつける位置だしをしましたが、なければ安全ピンでも代用できます。

耳と目をつけました。

次は口元です。口元は実際に置いてみてかわいいと思う好きな位置に付けてください。内側からかぎ針を入れ、毛糸を引掛けます。内側で毛糸を固結びをします。

こんな感じになりました。

最後にしっぽの糸端をベースの内側に通して固結びすれば完成です。

スツールからジャンプして遊ぶ次女、私はテーブルの下に置いフットスツールとして使ってます。すでに長女と次女が椅子取りゲームのように取り合いをするので2個目をつくることになりそうです。

こちらは同じような手順でクッションカバーより簡単につくれます。かぎ針編みでつくったボールにエコファーを編み込んでモンスターをつくりました。

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