紙の緩衝材と折り紙を使って果物と野菜をつくる。たくさんつくってマルシェごっこの準備中です。(前編)

以前紙緩衝材と折り紙を使って色々な果物と野菜をつくり紹介しました。意外と簡単につくれたので、もっと果物と野菜をつくり足してマルシェのように出来たらいいなとお話ししました。なので、こつこつと準備を進めているところです。

今回はつくり足した果物と野菜、マルシェには欠かせない簡単なトレーづくりのご紹介を前編とし、後編でマルシェを紹介したいと思います。

果物と野菜づくりにつかうもの

  • 紙緩衝材または新聞紙
  • 折り紙
  • でんぷんのり
  • 色鉛筆
  • 色画用紙
  • はさみ

大きくかさばる紙緩衝材でも丸めて形にしていくとだいぶ小さくなるのでたくさん使いますよ。でんぷんのりも折り紙一面に薄く延ばして使うので、意外と量を使います。紙緩衝材の代わりに新聞紙を使うこともできます。プリント用紙のようなハリのある紙よりは柔らかい紙のほうが扱いやすいです。

折り紙は100円ショップで購入しました。この折り紙の良いところは枚数も色数も多いこと。

原色が少なく、色味の違う緑色や茶色が何色もあるので、今回の果物・野菜つくりにとても役立ちました。

今回は色画用紙をトマトのへたに使いました。前回はパイナップルやニンジンの葉の部分に使いました。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

果物と野菜のつくりかた

前回つくった果物と野菜たちはこちらでいくつか紹介しています。

丸めて色んな果物と野菜の形に形成します。使う折り紙の大きさも考慮してなるべく1枚の大きさに納まる大きさでつくりました。(前回のパイナップルは除きます。)
タイトル

形成して開いてきてしまうようであれば赤で示しているようにセロテープでとめます。

タイトル
色鉛筆を使って皮を表現します。これはさつまいもです。折り紙全体に描きましょう。
タイトル
折り紙を巻き付けます。でんぷんのりを使う時はクラフトテープをテーブルに貼り付け、トレー代わりに使うと便利です。動かないので片手で使えますし、表面がコーティングされているのでのりが乾きづらいですよ。
タイトル

今回はレッドオニオンをつくってみましょう。明らかに折り紙が大きいようであれば貼る前に切っておきます。一応、一枚の折り紙で巻き切れるか確認しました。折り紙の全体にのりを薄く塗ります。塗ったそばから折り紙が水分を含んでハリがなくなると布のように巻きやすくなります。無理に引っ張らない限り簡単には破れませんし、貼りなおせるので焦らずゆっくりまきつけます。

タイトル

丸みに合わせて折り紙を貼っていきます。

タイトル

最後は紙緩衝材と折り紙をくっつける感じで軽くぎゅっぎゅっと握ってあげてください。

タイトル

完成しました。折り紙の色を変えれば普通の玉ねぎのできあがり。

タイトル

こんな調子でたくさんつくりましょう。他にもいくつか紹介します。

とうもろこし(ひげ付き)の場合

前回もとうもろこしをつくって紹介しましたが、今回はひげ付きです。黄色い身の部分をほぼ覆うので、ひげ付きの場合は目地は引かなくて大丈夫です。

ひげに使うのはサテンリボンと木工ボンドです。リボンの程よい光沢感が丁度良かったです。

サテンリボンの横向きに編まれている糸を引っ張ると簡単にほどけていきます。お好みの長さになるまでほどきます。

私は10cmくらい解きました。リボンの下側を1cmくらい長めに残してカットします。それを4つ用意しました。更に解けて抜けてしまわないように解いたところとリボンの境目にボンドを付けてとうもろこし本体に接着します。

次に葉をつけましょう。黄緑の折り紙をこんな風にカットして周りに貼っていきます。

最終的に黄緑の折り紙を1枚半使いました。サテンリボンをもう少し下側に接着したほうが接着面が隠れてきれいです。

完成しました。ひげが黄色なので、獲れたてとうもろこしです。

モモの場合

モモは私のお気に入りです。紙でモモの形をつくる段階で割れ目をつくっておきます。割れ目の上下は広がらないようにセロテープで留めてます。

折り紙全体にでんぷんのりを付けたら、この割れ目に食い込ませるように接着したら、包むように全体に接着します。

一枚の折り紙で包みきれなかったので、葉っぱを付けることにしました。貼り切れなかったところを隠すように葉っぱを貼ります。

完成です。葉っぱを貼ることでモモらしくなりました。

トレーをつくる

トレーと言いましたが、ただの浅い箱です。つくるのが億劫な方は100円ショップで購入してもいいと思います。おうちに代用できる箱や容器があればよかったですが、なかったので簡単な方法でつくりました。私はA4サイズで統一しましたが、お好きなサイズでつくってみてください。

A4サイズにカットした段ボールと高さ50mmにカットした段ボールを4枚(長さは220mm以上が2枚、294mm以上が2枚あればOKです。)用意します。

A4サイズにカットする際、A4サイズのプリント用紙を段ボールの上に置いて、四隅に印を付けてカットすれば手っ取り早いです。高さ50mmにカットした段ボールも長手の長さに合わせてカットしましょう。

A4サイズの段ボールの断面に木工ボンドを付けて接着します。

ずっと手で抑えておくわけにはいかないので、待ち針を使って留めておきます。これは建築模型をつくる時に使う方法です。工作にも役立ちます。

長手を両方ボンドで留めたら、幅が短いほうを実寸で段ボールに印を付けカットします。

接着した段ボールはまた待ち針を使って乾燥するまで留めておきます。

完成しました。A4サイズの2つの箱に丁度納まりましたが、ちょっと隙間があるのでもう少し野菜をつくって埋めたいと思います。

形がちょっと歪でも折り紙を貼り付けるとそれなりに見えてきます。まずは簡単な形状のジャガイモやトマト、みかんから始めてみてはいかがでしょうか?後編ではマルシェづくりを紹介の予定です。

Related Posts