紙ひもと段ボールを使ってバスケットづくり。ごっこ遊びやインテリアにも使えます。
紙でつくる籐(ラタン)のようなバスケット。
先日、紙の緩衝材を使ってハンバーガーづくりを紹介しました。
ですが、既に次女から要望がありました。”バーガーとチップスをのせるトレーが欲しい。”と。私が思い描いたトレーはKFCのプラスティックの浅いトレー。
だけど、身近にあるもので作りたいな。と思い、段ボールと紙ひもを使ってバスケットをつくりました。段ボールでつくった芯に紙ひもを交互に引掛けていきます。少し籐のかごのような見栄えに。
祖母が籐でバスケットや小物入れをよくつくっていましたが、籐の扱いはハードルが高い印象がありました。ですが、ここで使うものは全て紙で簡単に手に入るもの。気軽につくることが出来ます。型になる容器があればある程度いろんな形をつくることが出来ますよ。
つかうもの
- 段ボール
- 紙ひも
- スズランテープ
- 型に使う容器や食器
- グルーガン
- カッターナイフ
- カッターマット
- 定規
- はさみ
段ボールは厚めのものよりも2mm程度の薄いもののほうが扱いやすいです。
新聞や雑誌を束ねる紙ひも。
私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。
つくりかた
底の大きさを測って段ボールに書き込むか、段ボールにお皿を置いて底をなぞってもOK。次に芯の長さを決めたら、芯にする線を書き込みます。その線から両端に5mmのところに線を引き、幅を1cmに太くします。
1cm幅に引いたラインでカットし、芯の長さも揃えてカットします。
ナミナミの断面に差し込んだら、芯の外側、内側、外側、内側と交互に引掛けてぐるっと1周します。
メインの芯に引掛けたら折り返します。
2周目は逆回りします。1周目で外側に引掛けたところは内側に引掛けるように。ぐるっと出来たら、
メインの芯にぐるっと引掛けて逆回りで引掛けていきます。この作業を繰り返します。
飛び出ている芯ははさみでカットします。
広げた紙ひもをバスケットの縁にグルーガンでぐるっと1周接着します。
完成です。
同じお皿を使って深さを変えました。しまう時は重ねられるので量ばりません。
ステップ8の追記
上記のステップ8では広げた紙ひもをただぐるっと接着しただけでしたが、こんな仕上げ方法も試してみました。
広げた紙ひもを上から2段目と3段目の間に通します。
紙ひもを完全に引っ張りきる前に芯の断面にグルーを付け、覆うようにして引っ張り切ります。この作業を繰り返してぐるっと1周します。
最後は内側で紙ひもを通して余分をカットすれば完成です。
見栄えがすごく変わるわけではありませんが、お好きな方で試してみてください。
紙ひもが足りなくなったら
紙ひもが足りなくなったらグルーガンで接着してつなげましょう。広げた先端にグルーを付けて包むように付けたら、
つなげたところを指で挟んで密着させれば完了。
見栄えが良くなるポイント
いくつかつくってキレイに仕上がるポイントをおさえました。
芯の間隔を狭めに。
長方形のトレーを比べてみました。両方とも同じお皿を型にしています。
Aは隙間が向こう側が見えてていて、Bはぎっしり。
違いは芯の数。(Aは紙ひものほどきが少し甘かったこともあります…)BはAよりも1辺ごとに1本芯を増やしました。要は芯と芯の間隔が狭いほうが密になって見た目が良くなります。ちなみにAの芯の間隔は2cm、Bは1.3cm。私見ですが、間隔は1.5cm以内に収めるとぎっしりした見栄えになると思います。
紙ひもはなるべく解いて太くする。
とても細くねじられていますが、逆回りにねじってなるべく太くします。ずっとねじっていると指が痛くなるので、指サックがあると作業効率UPすると思います。
紙ひもと段ボールを使ってある程度好きな形でバスケットをつくることができました。ハンバーガーだけでなく、以前つくったパン屋さんとファーマーズマーケットでも丁度使える良い入れ物が出来ました。おうちにある容器を使ってつくってみませんか?