乾かしたコキアでほうきづくりに挑戦。初心者でも簡単に作ることが出来ました。

先月から多くのお花屋さんでミモザを見るようになりました。開花時期が3月から4月なので今月も色々な場所でキレイな黄色いお花を楽しめそうです。お家にもミモザを連れて帰りました。子育てでバタバタの日々に追われていると、心なしか植物に癒されている気がします。

数週間きれいな黄色いお花を楽しみましたが、何となく葉に元気がなくなってきたなと思ったので、ドライフラワーにしました。ドライフラワーにしてもキレイなお花を楽しめます。

乾かしたコキアでほうきをつくる。

大きく丸いフォルムと鮮やかな色でとても存在感のあるコキア。ほうき草とも呼ぶそうですが、これを束ねてほうきをつくろうと考えた人はアイデアマンですね。

三鷹市にある花と緑の広場。そこではきれいなお花がいつも咲いています。広場のお花を管理しているスタッフの方々が常時いて、お花のおすそ分けもしています。秋の終わり頃に子供達と遊びに行った時は、たまたまコキアのおすそ分けをしていました。ほうきをつくってみたかったので、まさかこんな量のコキアをもらえるなんてラッキーでした。

もらった時はまだ色味がありましたが、物干し竿の端に吊り下げて放置し、あっという間に1年以上が経過してしまいました。乾いて色も変わり、今はこんな状態です。長女がベランダに出ては吊り下げたコキアをサンドバッグのように扱うので、種が飛び散り毎回掃除が大変でした。

私が今回挑戦したのはキキがのるような本格的なほうきではなく、玄関周りを軽く掃けるような全長約60cmのほうきです。子供が使う時も持ちやすく、丁度いいサイズです。

つかうもの

  • コキア
  • 針金
  • はさみ
  • 針金
  • ペンチ
  • お好みの紐(毛糸や麻ひもなど)
  • 毛糸針
  • グルーガン(あると便利)
  • コルクの栓(あると便利)

紐は麻ひもや毛糸などお好みのものを使って下さい。私は手持ちのヤーン(指定外繊維の紙)を使いました。針金は色んな種類がありますが、地巻ワイヤーとクラフトワイヤーを使いました。太さが1.0mm位のものが扱いやすいです。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

つくりかた

コキアを束ねます。この量の枝をぎゅっと握った時、スパゲティ1人前より少し大きめなくらいでした。
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コキアの種を取ります。私は素手でやりましたが、軍手やガーデニング用の手袋をして作業した方が手を傷めません。

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針金を巻きます。針金だけ持ってグッと巻き付けるのは難しいので、まずコルクの栓に巻き付けてから作業すると巻きやすいです。
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6,7周ほど巻いたら両端をねじり固定します。

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紐を巻いていきます。端を10cmほど残して針金の上から巻き始め、枝の部分も巻いていきます。所々にグルーガンで接着するとズレませんよ。
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枝を巻き終えたら上へ巻きながら戻ります。もう片方の端と結びます。

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束ねたコキアを3等分にして、先ほどの要領で針金で束ねます。
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針金の上から紐を巻きつけていきます。紐の端を10cm位残して3束の間を八の字を書くように紐を通していきます。

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紐は約2m分巻き付けました。巻き付ける長さはお好みです。巻き終えたらもう片方の端と結びます。

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束ねた3つをそれぞれ2等分します。ここでは針金は使いません。紐をまた八の字を書くように通していきます。
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ここは麻ひもを使い、5往復しました。これも巻き付ける回数はお好みです。

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あとは先端をハサミで整えます。

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おっと・・・吊るせるように紐をつけることをうっかり忘れてしまったので、太めの紐を更に巻きつけました。

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2mある紐の真ん中で引掛ける輪をつくり、その両端の紐を1本は右回り、もう1本は左回りに巻き付けました。所々グルーガンで接着しています。最後は型結びしてグルーガンで端を接着しています。

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最後ははさみでほうきの形を整えます。若干斜めにカットすると使いやすいです。これで完成です。
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今回はこの長さと傾きで終えましたが、実際に使ってみてからまた調整してみたいと思います。

シンプルに麻紐だけを使ったり、色々な紐をミックスしてカラフルにしても可愛いと思います。今は100円で何でも買える世の中ですが、わざわざ作ってみるのも楽しいですよ。秋頃どこかでコキアをゲットできるチャンスがあればほうきづくりにチャレンジしてみてはいかがですか?

他にも暮らしに役立つアイデア紹介しています。

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