たまごの殻でつくった起き上がりこぼしに来年の干支、トラやだるまさんを描いて遊びました。
2021年も残りわずかとなりました。年末は何処かへ行くこともなく新年を自宅で迎え、元旦は近くの実家へ行くだけなので、新年を外国で楽しく過ごした人たちを空港で取材しているニュースを見ると羨ましくて仕方がありませんでした。今はコロナがまだ終息していないので海外に行こうとは思いませんが、早く安心して海外に行ける時を迎えられるといいですね。
さて、今回はたまごの殻を使った楽しい工作です。卵を使う度に何かに使えそうと思ってましたが、工作にとても万能なアイテムでした。干支を描けば1年中飾れますし、毎年年末の恒例工作になるかもしれませんね。
私は絵を描くことが超絶下手なので、肝になる顔はマスキングテープにパーツを描いて貼り付けています。貼り付ける作業であれば3歳の長女でも出来るので、かえって良かったです。3歳の娘が貼り付けると目隠しをしていないのに福笑いをしたかのような仕上がりでとても面白いです。マスキングテープはカーブにも沿ってきれいに貼れるので万能です。
まずは卵ホルダーをつくる。
卵を手で持ったままではうまく色を塗れないので、卵ホルダーを自作しました。ただ紙を筒状にしたものに両面テープをちょっと付けて固定するものです。
つかうもの
- 紙
- セロハンテープ
- ハサミ
- 両面テープ
つくりかた
5mm幅くらいに切った両面テープを切り口に付けます。二ヶ所付ければ十分かと思います。
これで色を塗る準備が出来ました。それでは早速始めましょう♪
たまごの殻を用意して色を塗る。
割ったたまごの殻を元に戻して色を塗る準備です。
つかうもの
- たまごの殻
- ボンド
- アクリル絵の具
- ナットやビー玉(おもりになるもの)
- 絵の具の筆
- マスキングテープ
- はさみ
- カッターナイフ
たまごの殻に水性絵の具で色を塗ってみましたが、のりがあまり良くありませんでした。1色目は何とか塗れますが、他の色を重ね塗りすると1色目に塗った色が混ざってしまいます。ニスを塗ってから絵の具を塗ってみてものりが良くなかったので、最終的にアクリル絵の具を使いました。
もし水性絵の具で塗る場合は、1色塗った上から鉛筆で模様や顔を描いたりできるので、そんな楽しみ方もいいと思います。
つくりかた
殻のふちにボンドを付けて元の形に戻します。
はみ出たボンドは水をつけた指で馴染ませます。
殻でつくった起き上がりこぼしの完成です。
だるまの顔の部分です。
乾燥させる時はコップに入れると安心です。
マスキングテープをシールの台紙やクッキングシートに貼り付けます。
顔のパーツを描きます。
描いたパーツを切り抜きます。
ここはお子様の出番です。だるまのおひげは私が貼り付けました。顔のパーツを台紙から剥がして、つまようじに付けたものをお子様に渡すと器用に貼り付けてました。
間抜けな顔のだるまが出来上がりました。福笑いレベルです。
殻に穴が開いてても大丈夫です。
水性絵の具でもなんとか出来ました。
水性絵の具は重ね塗りが難しいので、一色のみです。鉛筆で描いたトラ、左の獅子舞はマジックで耳を描き、だるまと同様マスキングテープで顔のパーツを貼り付けました。
殻に色を塗るのは娘にお任せです。
中綿を丸めて毛を表現。ボンドで付けて完成です。
ケースをカスタムして飾りました。
子供が一所懸命つくった作品なので、飾ってみたいと思います。棚に置くと起き上がりこぼしとは言ってもたまごの殻は落とすと割れてしまう上、1歳の娘が掴んで壊す確率100%。壁掛けのショーケースを作ってみます。
つかうもの
- ショーケース
- 赤いフェルト
- 金色の紙
- 両面テープ
- カッターナイフ
- 三角吊カン
小さなショーケースと三角吊カンは100円ショップで購入したものです。水性絵の具で白に塗りました。
開けるとこんな感じに。予定ではこの中に飾って蓋をつもりだったんですが、殻が少し大きく蓋が閉まらなかったので、取ってしまいます。
ヒンジが付いていた方を下にして三角吊カンを取り付けます。赤いフェルトを両面テープで貼り付けます。
裏側も両面テープを貼り付けてぐるっとフェルトを貼り付けます。
カットします。
屏風代わりに金の紙を貼り付けました。銀の折り紙でもいいと思います。
殻を置くスタンドにはビール瓶の栓を使いました。表に両面テープを付けて赤いフェルトの上に置けば完成です。
間抜けなだるま達を見るたびにクスっとなります。
いかがでしたか?娘は顔のパーツの貼り付けが楽しかったそうです。扱うのがたまごの殻なので、工作中に割れちゃうかなとも思いましたが、意外と丈夫でした。なので、これは年末恒例の工作に確定です。毎年干支を描いて12年後一通り揃うのを今から楽しみです。皆さんも是非チャレンジしてみてください。