スライド式ドアに簡易的なチャイルドロックを創作して取り付けるDIYのアイデアのご紹介。

2021年、自粛生活がまだまだ続いていますが、リモートワークに切り替わっておうちでお仕事をしている方々がかなり増えたかと思います。私の夫も家で働くようになり、ベッドルームがオフィス兼ベッドルームになりました。そこで困ったことは小さな子供たちが仕事中に乱入すること。

部屋の中側は突っ張り棒を使って簡易的にロックをかけられますが、外側はついていないので少しの休憩でドアを開けようものなら待ってましたと言わんばかりに子供たちがベッドルームに乱入。ベッドでジャンプして書類が床に散らばるのは日常茶飯事です・・・。

そこで今回はスライド式ドアに簡易的なチャイルドロックをつけようと思います。家の近くにあるホームセンターはあまり大きくないですが、頭に思い描いていたものに近いものをかき集めました。

プランを整理します。

まず目的と状況や条件を整理します。

  • 目的:スライド式ドアに簡易的なチャイルドロックを付けたい。
  •  
  • 条件:あまりコストをかけたくない。
  •    なるべくシンプルな作りで目立たないのがいい。
  •    ドアと壁の間の隙間は5㎜程度。

使ったパーツ

  • ガラスプレート 5㎜
  • クリアゴム 四角 高さ3.4㎜
  • ミニジョイントプレート 2㎜×20㎜×70㎜ 
  • 両面テープ

この3つのアイテムで約¥850でした。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

使ったパーツを解説します。

まず完成形がこちらです。スライドラッチをイメージしてパーツを集めました。ミニジョイントパーツの折れ曲がった部分をドア側に押し込むと、ドア側に付けたクリアゴムに引っ掛かりロックがかかる仕組みです。
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ガラスプレートです。この部品はオーディオラックのガラス扉用プレートで、本来は5㎜厚のガラスにかませて使います。私はこのガラスをはめるところに2㎜厚のミニジョイントプレートをスライドさせて使用します。理想の厚みは5㎜でなく、2.5㎜位のものが欲しかったので、付属品のクッション材をガラスプレートの内側に貼り付けます。それでもまだ余裕がありますがとりあえず次のステップへ・・・。
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ミニジョイントプレート。この類の部品は小さく丈夫でDIYにとても便利です。使い方次第で様々な場面で利用できます。今回はストッパーとして使用します。
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クリアゴム。このクリアゴムは滑り止めやキズ防止に家具や扉に付けて使います。素材がかなり硬めです。ドア側に貼り付けてストッパーがこれに引っ掛かるようにします。
childlock-on-door

矢印で示しているこの隙間は約5㎜なので、5㎜厚以内で硬めの素材を探しました。

childlock-on-door
パーツを合体しました。ミニジョイントパーツの右側にクリアゴムを付けいているのは、ロックを外す際、ストッパーがガラスプレートから抜けないようにするためです。ガラスプレートの裏側に両面テープを貼ってドア枠に付ければ完成です。
childlock-on-door

夫がロックをかけていたことを忘れて思いっきりドアをスライドし、ドアに付けいたクリアゴムが飛んでったことが一度ありました。よーく押し付けてください。

その後、夫がベッドルームで仕事をしていることをすっかり忘れてロックをかけてしまい、閉じ込めてしまったこともありました。”ごめんねー”と謝りましたが、ロックが機能したことに心の中では”よしっ!”とガッツポーズでした。

ガラスプレートが理想より厚めで、ストッパーが中で遊んじゃうんじゃないかと思いましたが、使い始めると特に問題はありませんでした。簡易的なチャイルドロックですが、一応機能します。

“こんなパーツじゃなくて、このパーツほうが上手くいくんじゃない?”、”ここをこうしたほうがいいんじゃない?”など皆さんのおうちのドアの形状やレイアウトで変わってくると思います。参考までにお役に立てれば幸いです。

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