たまごの殻を使ったキャンドルづくりの紹介。バレンタインやイースターにもおススメです。

卵の殻を型に使ったキャンドルづくり

今回はたまごの殻を使ったキャンドルづくりの紹介です。子供もが使っていて小さくなったクレヨンを利用する目的でキャンドルづくりにチェレンジしましたが、とても簡単で手軽に作れたのでキャンドルづくりは今回で2回目の紹介です。

1回目はボールプールに使われるカラーボールを型にしたキャンドルづくりを紹介しました。カラーボールは星やハートの形もあるのでそれらを使ったキャンドルづくりもいいと思います。

溶かしたロウに茶色のクレヨンを混ぜるとチョコレートのようになります。表面や断面は本物と区別がつかないくらいそっくりです。クレヨンは少量ではっきりと色が付きます。

たまごの中に入れた小さなパーツもロウでつくりました。冒頭で”手軽で簡単につくれたので”とお伝えしましたが、小さなパーツに関しては使うアイテムによります。

シリコンの型があれば簡単にたくさん作れますが、私は色々なアイテムを代用してつくりました。正直、時間と手間がかかるので声を大にしてお勧めしませんが、参考までに作り方を紹介します。

キャンドルづくりでロウを溶かす際は電子レンジを使う方法もあるようですが、私はいくつかの色を同時に使いたかったので湯煎で作りました。(少量だと固まり始めるのが早いのです。)使う瓶の大きさにもよりますが、お鍋に瓶を3つ4つ入れば違う色を同時に作れるので便利です。

たまご型キャンドル

つかうもの

  • たまごの殻
  • ろうそく
  • クレヨン
  • キャンドルの座金
  • 芯に使う紐
  • とじ針
  • 耐熱容器(ジャム瓶など)
  • つまようじ
  • 竹串または割り箸
  • ヘアピンまたはセロテープ
  • カッターナイフ

たまごの殻は料理で使う際になるべくすぼまった方を割るように心がけてました。

ティーライトキャンドルのロウを材料に使えば、座金も再利用でき、アルミ容器はスタンドとしても利用できます。ティライトは100円ショップでも購入できます。

キャンドルの芯に使う紐はコットン100%の毛糸を使いましたが、タコ糸や麻紐を使ってもOKです。座金はティライトキャンドルに付いているものを再利用しています。

子供が折って小さくなってしまったクレヨンはキャンドルづくりに最適です。

火を扱うので、火傷には十分気を付けてください。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

つくりかた

まずは芯をつくります。ティーライトキャンドルのロウをアルミ容器から出し、更に座金もロウから外します。座金についている芯も引っ張って外します。用意した紐の片側を硬結びし、とじ針を使って座金に通します。
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通した紐の先端をつまようじのくびれに結び付ければ下準備完了です。

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次にロウを空き瓶に入れて湯煎で溶かします。
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溶けたロウの中につまようじに結び付けた紐を浸したら、金座を持って紐をピンと張ります(金座は少し熱いくらいだったので私は素手で持っていますが、心配な方は軍手を使用するといいと思います)。

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10数秒でロウが固まります。芯の完成です。

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たまごの殻に流すロウを用意します。ロウとお好きな色のクレヨンを空き瓶に入れて湯煎で溶かします。たまごの殻と殻が転がらないようにスタンドになるものを用意します。ティライトのアルミ容器を使いましたが、ペットボトルのフタでも代用できます。
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まずは殻の底に座金をロウで固定します。竹串を伝わせてロウをほんの少量を入れたら、座金を入れて竹串で押さえて少し待ちます。
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固まりました。余分な芯を殻から2cmほど出た辺りでカットします。

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芯の先端を固定するためにセロテープを使います。セロテープの中心にカッターナイフで切れ目を入れ、そこに芯を通しら殻に貼り付けます。
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芯を挟むようにセロテープを半分に折って付けます。これでロウを流し入れる準備が出来ました。

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竹串を伝わせてロウを流し入れます。量は適当ですが、大さじ1くらいです。そうしたら殻の内側を全てロウでコーティングする気持ちで殻をくるくる回します。ロウは最初水っぽいですが、回しているうちにドロッとし始めて流れなくなります。そうしたらまたロウを流し込みます。
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殻の際は竹串で誘導してあげます。

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ロウの厚みが1mm程度になるまでこの作業を繰り返したら、ロウを入れたい高さより少し低めまで流し込みます。これでいったん置いておきます。

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これは以前紹介したキャンドルです。ロウが完全に固まってからロウを流し込むと、ロウとロウの間に隙間が出来てしまいます。

小さなパーツのキャンドル(手間がかかります。)

小さなパーツのキャンドルもつくることは出来ます。私は型にしたいビーズを小麦粘土に押し当てて、型づくりをしました。この方法は手間がかかるので大量生産には不向きですが、”少量でいいからつくりたいな。”を可能にします。

つかうもの

  • 小麦粘土
  • お好きなビーズ
  • オイル
  • 糸やテグス
  • つまようじ
  • 歯ブラシ

つくりかた

小麦粘土を用意します。厚みが1cm~1.5cm位になるようにのばします。お好きなビーズにテグスを通します。
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ビーズの表面にオイルを付けてから小麦粘土に押し当てます。オイルを付けないと、小麦粘土がビーズにくっ付いてくることがあります。
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好きな色のロウを流し込みます。固まるまで放置しますが、小麦粘土が乾燥してしまうのでラップをかけてあげてもOKです。
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固まったので粘土から取り出します。ロウに粘土がだいぶくっ付きます。
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つまようじや歯ブラシを使って付いた粘土を取ります。粘土が乾燥してからのほうが簡単にポロポロ取れます。
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小さなパーツを接着する

小さなパーツをたまご型のキャンドルに飾っていきます。この作業はスピード勝負なので、サササッと進めないとくっつきません。

固まったロウ同士をロウで固定します。ロウは固まるのが早いので、あらかじめ配置を決めておきます。準備が出来たらロウを流し込みます。

サササッと配置します。

固まってしまい間に合わない時もあります。そんな時はホットメルトの先端の熱を利用してロウを溶かし、再びササッとくっつけることも出来ます。なんとか付けることが出来ました。

※固まったロウ同士をロウで固定して付けているだけなので、完全に接着しているわけではありません。強い衝撃を与えてしまうとポロッと取れることがあります。

次はたまごの殻を外します。今回は小さなパーツを付けてから外していますが、パーツを付ける前でも構いません。殻を外したら、断面をカッターナイフで整えます。彫刻をしているようで楽しいです。

完成しました。

今回はたまごの殻を使った楽しいキャンドルづくりを紹介しました。小さなパーツを使わず殻だけでもキャンドルづくりを楽しめますよ。色を変えて白でつくればまた見栄えが変わるので、イースターにもおすすめです。

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