紙緩衝材を使った簡単な工作をご紹介。色んなパンをつくりました。Part 2

前回に引き続き、”紙緩衝材を使った簡単な工作 色んなパンをつくる”をご紹介します。今回はPart 2です。基本、紙をぐしゃぐしゃにして巻き付けたりボールにしたり難しい作業はないので簡単に作ることができます。

形が歪でも特徴をつかめれば大丈夫です。今回つくった中で特にメロンパンは娘たちにウケました。

前回のPart 1ではチョココロネ、クロワッサン、プレッツェル、メロンパンの4種類を紹介しました。

今回はこちらの4種類。左上からシナモンロール、ホットドッグ、キャラクターパン(アンパンヒーロー&ネコ型ロボット)とダークチェリーデニッシュを紹介します。

この4種類に共通点があるんですが、お気づきですか?・・・・アイシング、ケチャップ、チョコレートソースなど、ちょっとリアルに再現しました。身近なアイテムで簡単に出来る上、とても楽しいのでおススメです。

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パンづくりにつかうもの

  • 紙の緩衝材
  • 折り紙
  • でんぷんのり
  • セロハンテープ
  • グルーガン
  • はさみ

紙緩衝材(以下、紙と呼びます。)にもいろんな種類がありますが、どれも薄くて簡単にカタチをつくることができます。新聞紙でも代用できますよ。

あれこれつくり始めると結構な量の紙とでんぷんのりを使います。

折り紙は100円ショップで購入したこちらをお気に入りで使っています。

原色が少なく、同系色がたくさん入っているので果物・野菜づくりの時にも使いましたが、パンづくりにも役立ちました。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも少しづつ紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

ケチャップやアイシングも簡単に再現できます。

つかうもの
  • アクリル絵の具
  • 絵の具
  • 木工用ボンド
  • チャック付きポリ袋
  • はさみ

ケチャップやアイシングは木工用ボンドに絵の具またはアクリル絵の具を混ぜて再現しました。

アクリル絵の具と絵の具ではどう違いがでるかテストしてみました。テクスチャーに関してはアクリル絵の具が若干固め、絵の具はトロッとして少し水っぽい感じでした。

ケチャップをつくってみます。アクリル絵の具とボンドの組み合わせでつくってみました。

ボンドとアクリル絵の具の割合ですが、8:2くらいで混ぜてみました。チャック付きポリ袋に入れ、チャックをして揉んでよく混ぜます。この時点で色味を確認すると、白と赤が混ざったので、少しピンクっぽくなりますが、硬化すると色味が変わってとても濃くなります。混ざったらポリ袋の角をハサミでカットして準備完了です。

右側は絞り出した直後です。オーロラソースのような色味でしたが、完全に硬化したケチャップは原色に近い色味になりました。つくった色味は硬化すると濃くなります。

カットした部分にセロハンテープを貼り付けて密閉すれば保管できます。

つくりかた

使う紙は基本、グッシャグシャにします。子供たちが一番楽しむ工程です。

シナモンロール

ただ紙を巻くだけで完成します。アイシングをかければシナモンロール感がでてお腹が空いてきます。

横長の紙を高さが5cmくらいになるように折りたたみます。なるべく厚みを出したいので、あまりきれいに畳まないことがポイントです。
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巻く方向はどちらでもOK。クルクル巻いていきます。中央を少し出し気味にして巻きましょう。最後まで巻いたら、端を1,2cm折って内側に入れ、接着をします。

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シナモンロールのパンは完成しました。

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アイシングをかけましょう。私のおすすめは絵の具+ボンドです。絵の具もボンドも白なので硬化するまで色味は分かりませんが、やはり絵の具:ボンド=2:8くらいで大丈夫です。
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アイシングをこれでもかというくらいかけてパンから垂らすと本物さながらの見栄えです。絵の具の水っぽさが生きました。

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硬化すると色味はこんな感じでした。

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ホットドッグ

クマさん(夫)のお気に入り。ケチャップだけですが、マスタードもかければもっと良かったかな?お好みでどうぞ。

ホットドッグのパンをつくります。真ん中をぱっくりさせたいので、紙を両サイドから巻くようにして形づくりをします。そのパンが覆いかぶさるくらいの大きさの紙を用意したら全体にでんぷんのりを付けてパンを上に置きます。
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パンの割れ目に向かって紙を貼り付けていきます。

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全体に貼れたら密着させるようにキュッキュッと握ってあげてください。これでパンの完成です。

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ソーセージをつくります。長細い形状に作った紙を茶系の折り紙で巻きます。
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ソーセージをパンの間に挟んで接着します。

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ケチャップをかけたら出来上がり。冒頭でも紹介したようにケチャップはアクリル絵の具+ボンドがおススメです。
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キャラクターパン(ネコ型ロボット編)

チョコクリームが入ったキャラクターパン。私が幼少期によく行っていたパン屋さんの思い出の品です。お鼻のドレンチェリーは嫌いでいつも残してました。

バーガーのバンズのような形に紙を丸めます。それをでんぷんのりを塗った茶色い紙で包みます。
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等間隔でひだをつくるように貼り付けると見栄えもキレイです。

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最後にキュッキュッと密着させてパンの完成です。

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私は絵が不得意なので、チョコレートソースを塗るラインを下書きしました。
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なんてこった・・・。えらい汚い。ネコ型ロボットが泣いてます。でもクマさんは”あ!ネコ型ロボットだ!”と分かってくれたので合格としました。このチョコレートソースは絵の具+ボンドでつくりましたが、見ての通りラインがダラダラと締まりがないのでアクリル絵の具+ボンドをおすすめします。

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硬化前と硬化後の色味が全く異なりました。

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最後にお鼻は赤い折り紙で包んだボール(ドレンチェリー)を付けてキャラクターパンの完成です。
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私がミスしてしまったようにダラダラと垂れてしまったら、拭き取ろうとせずに硬化させてカッターナイフで少しずつ剥がせば修正できます。
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これで少しお顔回りがスッキリしました。

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ダークチェリーデニッシュ

この類のデニッシュは応用が利くので、中に入れるフルーツを変えれば色んなデニッシュつくれます。

ほぼ正方形の紙の中央にカスタード色した折り紙を貼り付け、角から内側にクルクル巻いていきます。
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回転させながらクルクル巻いていきます。最後の折り込む部分に接着材をつけます。

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デニッシュの完成です。

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次にデニッシュの中に納まる大きさでチェリーをつくります。私は3つ用意しました。
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チェリー色に近い折り紙でボールを3つ分包みます。

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チェリーをデニッシュに接着します。

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最後にぐるっと円を描くようにアイシングをかけます。このアイシングはシナモンロールと同じものを使用しました。
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色味の変化はあまりありませんでした。

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Part 1とPart 2を通して8種類のパンを紹介しました。紙をぐちゃぐちゃにするだけで色々なものがつくれるのでとてもたのしい紙工作だと思います。つくりたいパンはまだまだあるので、その時はまた紹介したいと思います。

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