シンプルで簡単!幼稚園の入園準備アイテム、絵本バッグ(レッスンバッグ)をつくりました。
私にまだ子供がいない時に友人の子供が幼稚園へ通う準備をしていました。”絵本バッグとかうわばき袋とか色々作って準備しないといけないから大変だよー。”と言ってた友人に”うわー・・・面倒だねー。”と会話したことを今でも覚えています。
今年から長女が幼稚園へ通い始めますが、準備するものリストを見た時、ついに私にもこの時が来たか・・・。と白目をむいてしまいましたが、つくることは好きなのでコツコツ用意しました。
今回は絵本バッグをつくったので紹介します。レッスンバッグとも呼ばれてますね。インターネットで検索してみると初心者でも簡単にできる方法から色んな道具を駆使した裁縫上級者が作る方法までありましたが、結局我流でつくりました。私の裁縫レベルは高くありませんが、まぁまぁ機能するバッグが出来ました(鼻の穴を広げ気味)。これから絵本バッグをつくるママパパさんたちにこんなつくり方もあるのねー。と参考になれば幸いです。
バッグのサイズは横約45cm、縦28cm、幅5cmのマチ付きです。
長女が好きな絵本、”Belle&Boo”。このかわいい生地を購入したはいいですが、綿100%の薄い生地。通園バッグには不向きなのかなと思ったので、合わせて使う生地は薄手の丈夫なキャンバス地(11号帆布)を選びました。イメージはキャンバス地ベースのバッグにキャラクター生地を縫い付けます。完成した絵本バッグを何度か使用していますが、バッグを引きずって歩くこともあるので、底が丈夫なキャンバス地で良かったです。
バッグの中に入れたものがこぼれて出ないようにワンタッチプラスナップをつけました。もちろんボタンなしでもOK。キャンバス地だけに穴を開けてボタンをつけました。薄手の生地には穴を開けないので、使っているうちに開けた穴が広がる心配がありません。
つかうもの
- 生地A 55cm×25cm 2枚
- 生地B 65cm×55cm 1枚
- アクリルテープ(幅25mm)36cm~ 2本
- ワンタッチプラスナップ 1組(オプション)
- ミシン
- ミシン糸
- まち針
- 水性チャコペン
- アイロン
- 裁断ばさみ
- 目打ち
- 定規
- 裁ほう上手(オプション)
持ち手に使うアクリルテープの長さは身長に合わせて調節してください。長女の身長が100cm強あるので、40cm(縫いしろ3cm含む)にしました。
目打ちは持っていない方が多いかと思いますが、今回はプラスナップを取り付ける穴を開けるために使います。100円ショップで購入できますが、先端が尖ったリッパーや千枚通し、錐(工具)などで代用できます。
ワンタッチプラスナップは打ち具がなくてもつけられ、生地に穴を開けるだけで装着できます。種類があるので、使う生地の厚みでお選びください。カラーも豊富です。
オプションの接着剤、裁ほう上手。とても便利なので、入園準備アイテムづくりにとても活躍してくれています。今回は仮止めする際に使いました。
ペンタイプのチャコペンはあるととても便利。ピンクのほうは時間が経つと消えて、水色のほうは水をサッとかけると消えます。
私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。
つくりかた
大まかに分けてA、B、Cの3ステップで縫って完成します。
生地A,Bの上側を揃えてAの下側を縫います。
この時、縫っている最中にずれないよう待ち針を使って固定するでもOKですが、私は裁ほう上手を縫いしろに少しつけて固定しました。
少しつけたらアイロンで15秒ほどプレスします。
2枚とも接着したら縫いつけましょう。
ワンタッチプラスナップをつける位置だしをします。縁を縫う前にプラスナップを付けてしまうと、ボタンが邪魔してミシンで縫えないので、この時点では目打ちを使って穴を開けて位置だしをするだけにします。
縁を縫う位置とボタンを付ける位置がかぶらないような位置に穴を開けましょう。
補強のために持ち手を生地Bに縫い付けます。この時も縫っている最中にアクリルテープがずれないように、裁ほう上手を使って仮止めしました。接着剤をしっかりとつければ補強のために縫い付ける必要はないと思います。
持ち手を付けたら、生地AとBを揃えて縁を縫いましょう。
A,Bを縫って筒状になったところからヘッドを入れてあけた穴からくちばしを出します。
出したくちばしにAを差し込みます(A,Bどちらでも構いません。)。ちゃんとはまるとカチッと音がします。もう片側にも同じ要領でプラスナップを付けましょう。
縫い終えたら、ひっくり返して生地Bを表側にします。アイロンで縫い目を整えたらまた両端を縫います。この時、縫いしろを 一緒に縫わないように気を付けてください。
縫い終えて上から見るとこんな感じになります。
またひっくり返し、生地Aを表側にすると縫い目はこんな感じに仕上がります。縫いしろを一緒に縫ってしまうとここから顔を出してしまうので気を付けてください。
ひっくり返すとこんな感じに出来上がりました。これでバッグの完成です。
つくり慣れたところだったので、ちょっと気が早いですが、次女の分も一緒につくりました。
後日、内ポケットを付けました。
後日、実際に使ってみると、名札やマスクケースなど細かいものをバッグに入れるので、内ポケットがあると便利なことに気が付きました。だけど縫い付けるにはもう遅い。そこで私のおススメアイテム、裁ほう上手の再登場です。
つかうもの
- 裁ほう上手
- アイロン
- ポケットに使う布
- 裁断ばさみ
- 定規
使い始めたばかりの頃は、この子の実力をまだ信用しきれていませんでした。今では大活躍しています。
手順
好きなサイズでカットした布を用意します。ふちの部分、のりしろは1cmにしました。
丸で囲ったAの部分は角を四角く切り取ります。
ふちを”裁ほう上手”(以降、接着剤と呼びます。)で接着します。使用方法にヘラでのばすと書いてあるので、のりしろ全体に付属のヘラで伸ばしました。
次にアイロンで15秒ほどプレスします。そうすると仮止め程度に硬化します。
ふちが出来たらポケットを接着しましょう。3辺の枠の他に白い点線の部分にも接着剤を付けてポケットをふたつにします。
のりしろ全体に接着剤を付けます。アイロンで15秒プレスし、完全に硬化するまで置いておきましょう。
くっつきました!縫い目のない見た目スッキリシームレス。簡単にポケットが出来ました。
小物が整頓されてバッグの中がスッキリしました。
コツコツと入園準備に必要なもの用意して80%くらい終わりました。お着換えを入れる袋はフライングタイガーで丁度いい大きさの袋が売っていたので(¥250でしかもかわいい。)、即買いでした。既製品もうまく取り入れて入園準備がんばりましょう。
この接着剤をつかって入園準備アイテムを色々つくりました。興味のある方はこちらもどうぞ。