2本の長細い紙を交互に折るだけ。想像力を養う楽しい紙工作をご紹介します。
今回は2本の長細い紙を交互に折ってビヨンビヨンとバネのように伸縮する紙工作を楽しみました。長女は伸縮する紙を見て”イモ虫みたいだね!”とか、”蛇みたい!”など言うので、その紙を使っていろんな動物を一緒につくってみました。私は絵を描くことがとてもヘタですが、ベースになる動物を描き、何色の紙を使うの?何色で塗るの?など質問して、子様に考えてもらいましょう。
紙を折る、色鉛筆で色を塗る、ハサミで紙を切るなど指先を使う作業は集中力と持続力を養うので子供にはとてもいい練習だそうです。
つくった動物はこちら。ヘビ、イモ虫の他に、ニワトリ、ゾウ、ロボット(動物ではありませんが。)をつくりました。
つかうもの
- カラー画用紙
- 両面テープ(のりでもOK)
- ハサミ
- 色鉛筆
- 定規
- カッターナイフ
私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。
つくりかた
思いの外、たくさんの量を使います。写真の量でも足りず、追加しました。
貼り合わせたら、赤い紙を青い紙の脇に沿って谷折りに折ります。
次に青い紙を赤の紙の脇に沿って谷折りをします。ひたすら交互に谷折りで折ります。
最後にはみでた紙はカットしてください。
私は短めのものを沢山つくりましたが、細く切った紙をつなぎ合わせると長ーいものをつくれます。
長女も長細い紙を折ることに挑戦。
小さな手で一生懸命つくりました。ちょっと練習がいりますね。
イモ虫たちを使って何つくる?
沢山つくったイモ虫たち(長女がそう呼びます。)をつかって色々なものをつくってみましょう。子供に「これ何に見える?」と聞くと、大人では思いつかない発想をすることがあるので面白いですよ。
冒頭でもお話ししましたが、イモ虫たちを使って色々な動物をつくってみました。画用紙に絵を描いて(私みたいに絵がヘタでも大丈夫です。子供が分かれば問題ありません。)、四角いマスにイモ虫を貼るように説明しました。
色を塗ります。娘の思うままに塗ってもらいましょう。
「こんな感じで色塗ってみてー。」と私が塗った紙を娘に見せて塗ってもらいます。幼稚園では枠の中をゆっくりきれいに塗り絵をする子もいますが、うちの娘は豪快です。みどりに塗られたゾウは輪郭が消えてしまい、何だか分からなくなってしましました。
塗り終えたらハサミを使って輪郭を切りましょう。
輪郭をきれいに切れない場合はパパママが切ってあげてください。
今回作った中でも娘ふたりが一番気に入っていたのはヘビでした。ふたりで取り合うので切れてしまい、既に何度も修正しています。私の一押しはロボットです(座ったニワトリも捨てがたい)。私たちの一押しのヘビとロボットのつくりかたを簡単に紹介します。
ヘビ
切り抜いたヘビのしっぽと頭は線に沿って山折りにして内側に両面テープを貼って横から見ると三角になるように貼り付けます。この時点でヘビに舌をつけても良いですね。うちでは次女が秒殺で引きちぎるので、舌はつけませんでした。
頭部の四角いマスに両面テープを貼ってイモ虫に貼り付けます。
どんどんつなげていきます。娘のOKが出るまでつなげます。
やっとOKがでたのでしっぽをつけます。
ヘビは次女のお気に入りでもあります。首に巻いて遊んでいます。
長女が「ママヘビが3匹の赤ちゃんヘビを面倒見てるの。」と言います。とぐろの巻き加減がリアルだったので、少し気味が悪かったです。
ロボット
胴体と手、足を用意します。
胴体に付いた四角いマスを山折りにし、そこにイモ虫を貼り付けます。足だけを取り付けた時点では自立しました。
腕も同じように貼り付けて、手足のパーツも貼り付けて出来上がりです。私の中では一番の傑作だと思ったんですが、子供達には全く響きませんでした。そもそもブリキのようなロボットが何なのか分からないんでしょう。これがジェネレーションギャップとでも言うんでしょうか。
出来上がった作品をボードに貼り付けてパパにお披露目です。
このイモ虫たちを利用した紙工作はまだまだ楽しめそうです。ビックリ箱をつくっても面白いですし、タコの足にしても面白くできると思います。色々なアイデアをお子様と出し合ってカタチにしてみてください。とても楽しいですよ。
このイモ虫たちを使ってロデオつくりました。小刻みな動きが滑稽です。