画用紙でつくったジェムストーン(天然石)を使った工作アイデアの第二弾。モビールをつくりました。
うちのエネルギッシュな娘達は恐竜が好きなので、先日家族で上野の国立科学博物館へ行きました。恐竜の骨を見てどんな反応をするのかとても楽しみでしたが、骨だけになった恐竜はどうやらあまりピンときていなかったようで、1歳の娘は怖がることもなくポカンという感じでした。恐竜よりも剥製のパンダに大興奮していました。現在は入場規制をしているので、館内が混雑することなくゆっくり見ることができ、気付いたら4時間くらい過ごしてました。
この日の国立科学博物館の特別展は”宝石”でした。(常設展とは別に入場料が発生します。)とても興味深々。人はキラキラ光るものになぜこんなにも魅了されるのか不思議です。常設展にも日本の鉱物がたくさん展示されていますが、何も考えずにぼーっと眺めてウキウキしていました。子供たちは全く興味がなかったので、特別展に行く機会、私にはなさそうです・・・。興味のある方はこの機会にぜひ♪
こちらの天然石(以降、ジェムと呼びます。)は紙でできていますが、以前、キラキラな折り紙を使ってジェムをつくりました。太陽の光が当たると壁に乱反射してとてもきれいでした。
今回は同じものをパステルカラーとダスティカラー(くすみ色)でつくりました。色が変わるだけでポップな感じになります。
それらをモビールにしました。クッションやぬいぐるみに使われる中綿を雲のように表現し、つくったジェムを雨のようにして可愛いらしく仕上げました。子供の部屋にピッタリです。原色やビビッドカラーを使っても雰囲気が変わりますね。
動物を一緒に飾ってもかわいい。デュプロの動物のブロックを乗せてみました。
つかうもの
ここでのつかうものとつくりかたはジェムが完成し、テグスに通してある状態からの紹介です。ジェムのつかうもの、つくりかたと型紙のダウンロードは下のボタンからどうぞ。
大きさは幅約3.5cm、高さ約7cmです。
- 段ボール
- 中綿
- テグスを通す針
- テグス
- つまようじ
- ボンド
- カッターナイフ
- グルーガン
- コンパス(なくてもOK)
- ハサミ
雲に使う中綿は100円ショップでも購入できます。
私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。
段ボールを切った後は
色々作っていると、”あ゛っ!これこうしておけばよかったぁ・・・”という反省点がちらほら出てくるものです。先に反省点を挙げますと、丸く切り抜いた段ボールの断面と下側は絵の具で白に塗るか、プリント用紙は貼り付けるなど、白くすることをおススメします。
中綿の雲が透けるので段ボールの色が見え、雲が暗く見えます。キリンの足元が少し緑っぽく見えるのは段ボールに印字されたものです。下から見上げると思うので、上面は気にならないかと思いますが、雲が暗く見えるのが気になる方はひと手間増えますが、段ボールを白くしましょう。
つくりかた
十字を描いた段ボールを用意します。簡易コンパスの0cmの穴を線の交点に合わせてつまようじで刺します。もう片側の穴に鉛筆またはシャープペンシルの芯を引掛けます。
私は直径26cmになるようにつくりました。芯を穴に引掛けたらゆっくり円を描きます。
更に半径5cm、9cm、12cmで円を描き、直線も増やしました。
外側の円のラインで切り抜きます。
グルーガン、テグスを4本、3、4等分にしたつまようじを用意します。テグスの長さはお好みです。
テグスは画像では分かりづらいので赤い糸で代用しています。テグスを穴に通したら輪にします。その輪につまようじを通します。
つまようじの真ん中を穴の位置に置き、テグスをグッと引っ張ったらグルーガンでつまようじを固定します。
4か所留めました。
4本のテグスを束ねて結びます。吊るすとこんな感じに。
段ボールの断面にもボンドを付けて中綿を接着しましょう。
乾くまで置いておきます。吊り下げるとこんな感じに。
ステップ2で開けた穴にテグスを通します。吊るした状態でジェムを配置、長さ調節、接着するとジェムのバランスを確認しながら作業が出来ます。なるべく左右対称の穴にジェムを吊るし、大きな傾きが出ないように注意しました。
モビールを吊るすテグスを通した時と同じ要領です。輪にしたテグスに折ったつまようじを通してグルーガンで留めます。
こんな感じに吊り下げました。
完成しました!
つくり終えてから雨のように表現するならキラキラした折り紙でつくってもかわいいなぁと思いました。皆さんのお好きな色でたくさんジェムをつくって楽しんでください。
さらにジェムを2種類つくりました。3種類使ったモビールもかわいいと思います♪