お祭りごっこに使えます。段ボールで子供サイズの屋台をつくりました。

子供サイズの屋台

娘の幼稚園のお祭り運営係になってから色々なものをつくり始めました。この屋台もそのうちのひとつです。どうしたら子供たちがワクワクするか・・・そんなことを考えてこんなものを提案しました。子供サイズの屋台です。

ですが、プリントで見せても恐らく形と大きさがつかめないと思ったので、1/10サイズで模型をつくりました。すべてバラバラにして収納出来る仕様にしました。

こういうものをつくるにも材料費がかかりますが、園児たちから集めた資金は出来る限り子供達に還元したいので、段ボール、おうちにあるもの、幼稚園にある資材をフル活用しました。おうちでつくる段ボールのおうちやお店はただ段ボールを組み合わせてつくっていましたが、幼稚園で使うのであれば少し強度を上げたいので段ボールをふかして厚みを出しています。

後ろから見るとこんな感じです。横幅は900mmでつくっています。テーブルになるパーツの下に板を立てて強度UP。これがないと恐らく大人が肘をついただけで壊れると思います。持ち上げる時は柱になっている部分をがっつりつかんで運ぶしかなかったので、両サイドに手を入れて運べるように切り欠きました。

組み立て方法

正面と左右のパーツは段ボール一枚でひとつにつながっています。

その他のパーツは5つあり、全部で6パーツあります。

パーツAを広げてこの字にします。

パーツAの真ん中のきりかいた部分にパーツBをはめ込みます。

パーツCの穴に2本の柱を通します。

ちなみにパーツCの裏側はこんな風になっています。溝をつくってあるので、パーツAとBにしっかりはまり固定されます。

柱の切り込みにパーツDを差し込みます。

2つあるパーツEをパーツDの切り込みにひとつづつ差し込みます。

パーツFをパーツEの切り込みに引掛ければ完成です。

のれんを付けると和の雰囲気が一気に出ます。

つかったもの

  • 段ボール
  • 木工用ボンド
  • グルーガン
  • カッターマット
  • 定規
  • カッターナイフ
  • 白い布
  • アクリル絵の具
  • 園芸支柱

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

つくりかた

使った材料は身近なものばかりです。こんな感じでつくるのねー。と軽い感じでご覧いただければと思います。

それぞれのパーツの大きさです。すべてで6パーツあります。貼り合わせる段ボールの厚みによって調節しなければならない部分(赤丸)が出てきます。

段ボールに厚みを出すため、同じ幅でカットした段ボールを沢山用意します。段ボールはナミナミ部分が断面になるようにカットします。私は幅20mmに統一しました。

必要な大きさにカットした段ボールに同じ幅でカットした段ボールを接着していきます。まずは枠から付け、内側に等間隔に接着していきます。ボンドでもグルーガンでもどちらでも大丈夫です。全体に接着をしたら断面にボンドを付けてもう一枚と接着します。

ボンドなので微調整をして、ずれていないかしっかり確認をしたらおもりをのせます。

出来れば大き目のハードカバーの本があるとおもりとして便利です。私はダンベルをおもりとして使用しています。ボンドなので、平らにして乾燥させないと必ずと言っていいほど反ります。すべてのパーツはこれと同じ方法で厚みを出してつくっています。

段ボールの断面はナミナミ部分から剥がした段ボールの紙を貼り付けています。両面テープでは簡単に剥がれてしまうので、ボンドを薄く塗って接着をおススメします。

どんなに大きい段ボールを使ってもどこかしらつなぎ目が出ると思います。そこもナミナミ部分から剥がした紙をボンドで貼り付けると見た目もキレイです。

パーツFに使った棒は園芸支柱です。長さが750mmあるものを使いました。緑のまま使うのは見栄えがよろしくないので、クラフト紙を巻きつけました。

のれんに使った布はシーチング生地です。生地が薄いので紙に印刷した文字を布の下に敷いてアウトラインをとりました。あとはアクリル絵の具でなぞって塗るだけ。これで完成です。

のれんの近くに吊り下げられた3D金魚は後日つくりかたをご紹介します。

以前子供たちが使うマルシェを段ボールでつくりました。これは段ボールに厚みを出していないので作り方はシンプルです。

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