折り紙と色鉛筆で簡単にできる紙工作のご紹介。夏の花、ユリをつくりました。
パースニップというお野菜、知っていますか?見た目はニンジンによく似ています。日本ではあまり流通していませんが、イギリスでは身近な食材で、お値段も500gで約0.6ポンド(約¥120現在)ととてもリーズナブル。クリスマスの時期にはローストにして食べる家庭が多いです。以前、私とクマさん(夫)はこのパースニップを日本でどうしても食べたかったので、あまり見慣れない食材を沢山扱っている広尾のナショナル麻布まで足を運びました。そこの野菜売り場でパースニップを発見した時は感極まって目はウルウル。ですが、値段を見てビックリ。1本¥600+税でした。
毎回1本に¥600も払っていられないので、種を買って自分で育ててみることにしました。育つまで3,4か月かかるそうですが、長女が水やりを楽しんでいるのでいい日課が出来ました。後日成長過程をまた報告したいと思います。
折り紙で立体的にお花をつくる紙工作
アジサイがキレイな時期になると、ユリの花もあちこちで見かけるようになります。近所を散歩中に見つけた立派なユリの花です。キレイなピンク色に見入ってしまいます。このユリはお花がトランペットのような形状で横向きに咲くことから”テッポウユリ・トライアンファーター”というそうです。
ユリと言っても品種は様々ですが、今回はこのトライアンファーターを参考にユリの花を折り紙でつくりました。
茎の部分もストローに折り紙を巻きつけて立体感を出しています。つかうものは折り紙と色鉛筆です。工程は少し多いかもしれませんが、難しい作業はないので手軽にチャレンジしてみてください。
つかうもの
- 白い折り紙 2枚
- 緑色の折り紙
- ストロー
- 色鉛筆
- はさみ
- のり
- 両面テープ
- 定規
- 背面に使う画用紙
私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。
つくりかた
折った折り紙1枚に花びらの形の下書きし、ハサミでカットします。
カットした花びらを型にして、もう一枚に花びらの線を引きカットします。
広げるとこんな感じになりました。切り離した折り紙も後ほど使います。
6枚の花びらに色鉛筆で色を付けます。
2枚とも丸で囲った部分にのりを付けてAの花びらの裏に貼り付けます。
中心部分にのりを付けて写真のように重ねます。
花粉が付いた部分(やく)をつくります。半分に折れたままの切れ端を使います。折れ目の両側を茶色の色鉛筆で塗り、幅2mm位でカットし、3等分します。(これを6個分用意します。)
これらを広げてのりを付け、おしべの先端に貼り付けていきます。
おしべの完成です。
先端の部分は黄緑色に塗った約1.5cm角の折り紙を用意します。点線でカットし、青い部分にのりを塗ったら、赤い部分の裏側に貼り付けます。
芯の先端に両面テープを貼り、黄緑のパーツを貼り付けます。
おしべとめしべをひとつにします。のりまたは両面テープを貼り、めしべにおしべを巻きつけます。
めしべの先端を裏側から少し出し、花びらとめしべをしっかり接着します。
花びらは定規を使ってカールをつけます。根元から先端に向かって何度か擦ります。
そうするとクルンとなります。すべての花びらにカールをつけたらユリの花の完成です。
茎の長さは背面に使う画用紙の大きさに合わせてお好きな長さに調節してください。私はストローを1.5本使いました。つなぎ目はセロハンテープを巻きつけます。次に両面テープを縦に貼り付けます。
幅2cm位にカットした緑の折り紙を両面テープを貼ったストローに巻き付けていきます。折り紙を巻き終えたらストローの中に折り込みます。
下書きしたラインをハサミでカットします。形状は笹の葉に似ています。
そのまま張り付けると折り紙の裏側が見えるので、付け根側を少し裏側に折ります。接着するのは表面です。両面テープを貼って付けます。
こんな感じに付けました。
葉も先端の裏側に両面テープを貼り、画用紙に付けると立体感が出ます。
完成しました。
折り紙と色鉛筆でも立体的できれいなユリをなんとか表現出来ました。ですが、ピンク色の部分をもっとしっかり色を入れてもよかったですね・・・。だいぶ淡い仕上がりになってしまいました。
今回は夏を代表するユリの花を折り紙でつくりました。5月、6月になるとアジサイやひまわりの紙工作がポプュラーですが、ユリも夏のキレイな花です。 是非お子様とチャレンジしてみてください♫
そんなポピュラーなアジサイの紙工作も以前紹介しました。