子供の落書きもフレームに入れるとかわいいアートに。絵を重ねて収納できるピクチャーフレームを作ろう。

皆さんはお子様が描いた絵をどのように保管していますか?私の娘は絵の具で絵を描くことがとても好きなので、頻繁に落書きした画用紙が溜まっていきます。落書きといっても私にとっては立派な作品です。フレームに入れて飾りたかったんですが、一枚しか収まらない上に絵の入れ替えが意外と手間。なので作ってみました。飾っている絵の後ろに重ねて収納も出来て簡単に絵を差し替えられるピクチャーフレームです。

部材をボンドでつけたり、絵の具で塗装もするので乾かす時間を含めると2~3日かかります。私は家事の合間に少しずつ作業を進めたので、気長に作ってみてください。

つかうもの

  • ピクチャーフレーム A4サイズ
  • 木製角材 (なるべくフレームと同じ幅のものが好ましいです。)
  • 絵の具(12mlのもので足ります。)
  • 三角吊金具
つかう道具
  • のこぎり
  • 木工パテ
  • 定規
  • やすり(#180くらいが粗すぎずちょうどいいです。) 
  • プラスドライバー
  • 塗装する筆
  • ひも

つかうものはすべてセリアで購入しました。¥500以下でピクチャーフレームを作ることができます。セリアで購入した木製角材はサイズを見てみると1.2cm×1.2cm×45cmで正方形のはずなんですが、なぜかどれも長方形です。そのおかげでフレームの幅にぴったり合います。他の角材を使用する場合はフレームとなるべく同じ幅のものを選んでください。

使う道具です。木工パテは100円ショップでも購入できます。木工パテでだけでなく全て100円ショップで揃いますね。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

絵を収納できるピクチャーフレームのつくりかた

フレームから部品を取り外し、角材をつけます。フレームに納まっているボール紙とクリアスクリーンは最後に使うので外して保管しておきます。フレームの裏についている8つのトンボを外して角材をボンドで付けます。セリアで購入した角材は短手(幅の狭いほう)にボンドを付けてください。

まず長手方向を優先して付けます。フレームと角材の上側と側面を揃えて付けてください。次に下側です。先ほど付けた角材に当てて付けます。最後にもう片方の長手に角材を付けます。乾くまでおいておきましょう。

不要な角材を切り落とします。のこぎりで不要な部分の角材を切り落とします。のこぎりをフレームの側面に軽く当てながら切ると垂直に切れます。その時のこぎりでフレームにキズをつけてしまっても大丈夫です。次のステップで木工パテを使って修正しましょう。
木工パテを側面に塗ります。フレームと角材の接着したところを木工パテで埋めていきます。パテを盛り過ぎてしまうとやすりがけが大変なので、なるべく必要なところだけに塗りましょう。”別にラインが出るの気にならないよ。”という方はこのスキップと次のステップをとばして大丈夫です。
木工パテをやすりで整えます。パテが完全に乾いたらやすりをかけます。やすりをかけたところを触ってみて段差を感じられなくなったらOKです。
フレームに絵の具で色を塗ります。そのままだと少し硬くて塗りずらいので、ほんの少し水で塗りやすい硬さにして塗装してください。絵の具だとマットな仕上がりになります。二度塗りすると色ムラが目立たなくなります。乾くまで置いておきましょう。
フレームの裏にトンボと三角吊金具を付けます。トンボはもともと8つ付いてましたが、6つだけ使います。位置は黒の矢印で表示しています、外枠から8㎝の位置にトンボを付けます。三角吊金具は上側の面から10㎝下げた位置に付けます。
三角吊金具にひもを通します。保管しておいたボール紙とクリアスクリーンをフレームに戻して完成です。お疲れ様でした。

私は白で統一して作りました。子供の作品が入るととても愛着が湧きます。ちょっとした個展ですね。

上側が開いているので、サッと入れられます。私は気分で絵をよく差し替えて彼女の作品を楽しんでます。入れられる枚数は紙厚や、装飾が付いた作品によって変わります。

横向きに収納できるタイプもつくりました。

横向きのタイプもできます。縦向きと基本的には同じ作り方です。ステップ1で角材の組み方を短手方向から取り付けてください。

角材がフレームと同じ幅かもしくは少し幅狭であれば、ある程度どんなピクチャーフレームでも作れると思います。はがきサイズのフレームで作っても可愛いですし、もっと奥行きをもたせたら収納量が増えていいかもしれませんね。ピクチャーフレーム第二弾で作ってみたいと思います。オリジナルのピクチャーフレームを作ってお子様の自慢の作品を飾ってみてはいかがでしょうか?

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