裁縫下手でも大丈夫でした。ジーンズをリメイクしてシンプルなトートバッグをつくりました。
ジーンズをリメイクしてトートバッグをつくる。
お気に入りでよくはいていたジーンズ。そのせいか、しゃがんだ拍子におしりの部分が破れてしまいました。破れた時は自宅だったので良かったですが、お尻の部分が破れるのはこれで2回目。これってあるあるな話・・・?
そんなお気に入りだったジーンズを生かして何かつくれないかなぁと考えました。子供達が使う小さな手提げバッグ、クッションカバー、もしくはクッションなどありましたが、最終的には自分用のトートバッグをつくることにしました。
ジーンズの切りっぱなしの裾はそのまま生かしました。
まず初めに、、、私はあまり裁縫が上手いとは言えません。ミシンで真っすぐ縫うことも出来ませんが、思い描いたものをつくれるかどうか好奇心でつくっています。今回はパターン(型紙)をつくらずに現物を加工して状況を見ながら次の作業を考えていたので、作業効率はよくはありませんでしたが、”へー、こんなつくりかたもあるのねぇー。”くらいの軽い気持ちで見ていただけると幸いです。
つかったもの
- ジーンズ
- ミシン
- アイロン
- 糸(#30)
- さいほう上手
- チャコペン
- 厚紙
デニムのように厚手の生地を縫うので、糸も太目(#30)を使いました。調べていたら分かったことなんですが、大抵の家庭用ミシンで使える一番太い糸は#30だそうで、それを知らず私は更に太い#20を使っていました。ミシンが故障につながっては困るので、#30の糸をおすすめします。
このブログで裁縫関連のものを紹介するたびにいつもお世話になっている”さいほう上手”。接着剤を付けてアイロンを当てるだけで仮止め程度に硬化(完全に乾くと強度アップします。)するので作業がとてもはかどります。
私は水性チャコペンを愛用しています。青いほうは水をサッとかけると消え、ピンクのほうは自然に消えます。
私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。
つくりかた
縫い合わせてる糸を解きます。
下から上まで解いて一枚の大きな布になりました。二枚とも解きます。
端を下から上まで縫います。元々縫われていたところを縫いました。デニムの端も処理されているのでこのまま生かします。両サイド縫ったら裏返します。
私は縫い目から3cmの位置に印を付けてマチを6cmにしました。縫い目を内側に折り、底を真っすぐ縫います。
ストラップの付け根に縫いしろの幅で切り込みを入れます。
ストラップの長さが足りなかったので、余っているジーンズの端切れをストラップと同じ幅にカットして縫い合わせます。
縫いしろをアイロンで折り目をつける下準備をします。ストラップと同じ幅にカットした厚紙を用意し、デニムの表面に置いて厚紙の端に沿ってチャコペンで線を描きます。
描いた線で折ってアイロンをかければOKです。
それではストラップを交差させます。細く縫った部分を交差させて重ねます➀。縫いしろが内側になるように畳みます➁、➂。縫いしろを揃えて準備完了です。
ここで便利なアイテムさいほう上手を活用しました。接着剤が透明なので見えにくいですが、縫いしろの部分に付けてストラップを重ねたら、上からアイロンでプレスします➂。そうすると少し硬化してミシンで縫う時も待ち針いらずで縫えます。次に袋口部分のストラップの処理です。袋口から約10cmでカットしました。
真ん中でカットして、90°に折ります。
重なった部分を下に倒し、ストラップの縫いしろの幅にカットした袋口をストラップ側に寄せて、
ストラップに接着剤を付けて貼り付けたらストラップの両サイドを縫います。
半分折った片側にさいほう上手を塗って端に付けたら、もう片側にさいほう上手を塗ります。
アイロンでプレスして接着したらOKです。
またさいほう上手を活用して仮止めしました。
ステップ6でテープを端につけていますが、初めのプランでは付けるつもりはなく、切りっぱなしスタイルでつくる予定でした。ですが、バッグから見えるこの端があまり好みでなかったので、袋口を縫った糸を一度外してテープを端に付けることにしました。これは好みだと思いますので、必要であればバイヤステープを使うといいと思います。
あまり近づけた写真だと粗が見えてしまうので、これが限界です。
今回はジーンズをリメイクしてトートバッグをつくりました。まだジーンズの端切れが残っているので、それも利用して子供たちのぬいぐるみの簡単な洋服をつくろうと思います。
以前もレジ袋のようなマチを付けてうわばき袋をつくりました。