節分に向けて鬼さんの帽子づくり。グルーガンと簡単な手縫いでできました。

この時期にスーパーマーケットに行くと節分のお豆とバレンタインのチョコレートがスーパー内のベストポジションに陳列されています。なので子供たちの目に止まり、オニさんのお面を見て「何これ?何これ?」と質問攻めです。お豆よりもオニさんに興味津々です。

そんなことから今回は節分のためにオニさんの帽子をつくりました。節分のオニのイラストを見るとアフロのようなフワフワした感じが多い気がしますが、私のオニさんのイメージはカールが少し緩いパンチパーマなので、今回つくった帽子もそんなイメージでつくってみました。

つかうもの

  • プリントアウトした用紙
  • 毛糸 2、3玉
  • グルーガン
  • グルーガン用グルー 10本~
  • 不織布
  • 平ゴム
  • ゴム通し
  • フェルト(つの用)
  • はさみ

型紙は単純に球体を半分に切った形をしています。サイズはS(~50cm)、M(~54cm)、L(~58cm)の3つ用意しました。

ベースになる帽子は丈夫な不織布を使いました。たまたまおうちにあったので使いましたが、フェルトや端切れでもいいと思います。

毛糸をコイル状にするために、巻き付けるものを用意します。理想は丸い棒ですが、丁度いいものがなかったので、私は段ボールを2cmの幅に切り、OPP袋切って巻きつけました。OPPを使用したのは滑りをよくするためとグルーが付いても簡単にはがせるからです。

1cm幅と2cm幅に切った段ボールに巻き付けてサンプルをつくりました。1cm幅だと完全にパンチパーマのようです。

使用した毛糸はアクリルの並太で、一玉40gで約75mです。Mサイズをつくるにあたり、毛糸を約70g使用しました。コイル状にする時の太さと巻き付ける密度によって使う毛糸の量はだいぶ変わります。なので、毛糸は2~3玉用意した方が無難かと思います。

毛糸をコイル状にしてグルーガンで接着したものを更にグルーガンで帽子の土台に接着するので、グルーをたくさん使います。Mサイズを1つくるために10本位使用しました。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

つくりかた

型紙を用意して縫い合わせます。型紙を使って6枚同じものを切ります。3枚は縫いしろのラインを描きます。
タイトル

縫い代を描いたものと描いていないものを重ねて縫い合わせます。それを3組用意します。

タイトル

広げてまた縫い代を描いたものと描いていないものを合わせて縫います。

タイトル

6枚縫い合わせました。

タイトル
折り返して縫います。ゴムを通す部分を縫います。
タイトル

最後は少し隙間をあけておきます。

タイトル

その隙間からゴムを通します。

タイトル

通したゴムは毛糸を接着した後に頭に合わせて結びます。帽子にしわがよってると毛糸を接着しずらいので、ここの段階では安全ピンでとめておくだけにします。

タイトル
角を縫い付けます。型紙を使って角を好きな数つくります。
タイトル

縫ったらひっくり返して

タイトル

本体に縫い付けます。

タイトル
毛糸をコイル状にします。お好きな幅のものに毛糸を巻き付けていきます。巻き付ける際は毛糸が重ならないようにします。重なったところの毛糸にグルーが接着できていないとほどけてします。
タイトル

ある程度巻き付けたらグルーガンで固定していきます。1本筋を書くように。乾くまで置いておきます。

タイトル

乾いたら巻き付けたものからスライドさせて抜きます。

タイトル

完全に抜き切らずに5cmほど残してまた巻き付けていきます。この作業を繰り返します。

タイトル

これで約2mです。あまり長すぎて作業しづらかったらカットしても大丈夫です。

タイトル
帽子に毛糸を接着します。被った時に不織布が見えないように一周目はなるだけふちに接着します。
タイトル

毛糸に付けたグルーを接着するようにつけていきます。1周目と2周目の間に隙間が開かないように気を付けてください。

タイトル

こんな感じになりました。

タイトル

根気よく付けていきましょう。2mあっても4周しか巻けませんね。

タイトル
気長に毛糸をコイル状にして接着しました。最後に平ゴムを結んで完成しました。お疲れ様でした。
タイトル

かわいいオニさんの帽子が出来上がりました。このオニさんを見ると、幼かったころに見た祖母のかつらを思い出します。みどり色の毛糸でつくったほうは2色を同時に巻き付けてつくりました。

いたずらっ子の娘にオニさんの角がとてもお似合いです。

ぬいぐるみ用にも作りました。 

以前、娘たちにパーティハットをつくった際に「テディたちもパーティーハットいるよ。」とリクエストがあったので彼女たちのお気に入りのぬいぐるみたちにもパーティハットをつくったことがあります。

今回も同じことを言うのではないかと思い、先回りをしてテディたちにもオニさん帽子をつくりました。

子供たちにつくったような型紙は不要です。代わりに丸いボールと緩衝材に使われる紙を使いました。子供が使っているおもちゃのボールです。

毛糸をコイル状にするのに使ったのは鉛筆です。同じように”グルーをつけて乾いたらスライドしてまた巻き付けて”の作業を繰り返します。

つくりかた(ぬいぐるみ用)

つのをつくります。まずはつのを用意します。適当に切った富士山のような形のフェルトを折って三角錐をつくります。3つ折りにしてグルーガンで接着し、下をハサミでカットします。
タイトル
紙でボールを包みます。お気に入りのぬいぐるみに丁度よさそうなボールがあればいいですが、ない場合は水風船や風船を使って代用も出来ます。
タイトル
毛糸とつのを接着します。ボール半分くらいのラインからコイル状にした毛糸をグルーガンで巻き付けていきます。角も好きな数、位置に接着します。
タイトル
紙を切ります。てっぺんまで毛糸を接着したらボールを取り出して余分な紙を1cm位残してハサミでカットします。
タイトル

1cm位残した部分は内側に折ります。

タイトル
頭から取れないように丸ゴムを付けます。針(刺繍針を使っています。)で丸ゴムを通します。
タイトル

タイトル

ゴムが抜けないように内側でグルーガンで接着します。

タイトル
小さなオニさん帽子の完成です。
タイトル

次女につくった帽子がパンダにピッタリでした。パディントンも節分に向けて準備万端です。

だいぶ気に入ってくれたようで、この日はずっと被っていました。娘たちは少し乱暴に扱うので、節分の日まで壊れずに原型を保てるかちょっと心配です。

いかがでしたか?もし型紙をつくるのが手間であれば、ぬいぐるみ用につくったように風船を頭のサイズ位に膨らませて紙をかぶせて毛糸を接着していく方法もあります。

オニさん帽子 型紙ダウンロード 

3つのサイズを用意しました。S(~50cm)、M(~54cm)、L(~58cm)です。

A4サイズでプリントアウトして使って下さい。お使いのプリンターによっては縮尺が多少変わってしまう場合があります。

オニさん帽子

オニさん帽子 型紙

ダウンロードする
by
Related Posts