段ボールを使った小さなおうちづくりを紹介。お店ごっこや秘密基地にも使えます。(前編)
先日、お誕生日を迎えたパパに子供達とバースデーカードをつくりました。パパが好きなビールとステーキを長女が折り紙でつくりました。
カードを開くと更にパパが好きな食べ物がたくさん。子供たちはさみを使うことが好きなので、アルファベットも切り抜いてもらいました。手作り感満載のバースデーカードが出来上がりました。
段ボールでおうちづくり
以前から作ってみたら面白そうだなと思っていたおうちづくり。誰もが子供の頃に憧れる秘密基地のような空間を作りたかったのでカタチにしました。図面におこしてつくりましたが、実際に組み立てると想像していたよりも大きなおうちが出来ました。ですが、このおうちは折りたためるようにつくったので大丈夫。
2面づつに分けた壁と屋根の3つのパーツに分かれます。
壁はマジックテープでつなぎます。屋根は乗せるだけですが、ストッパーを付けているので落ちる心配はありません。
おうちづくりにはある程度の量と大きさの段ボールが必要ですが、都合よく大きくてまっさらな段ボールがあるとは限りません。使う段ボールもパーツごと厚みが違くても意外と大丈夫です。
勿論、つくるおうちの大きさは自由です。各パーツを工夫することで楽しいおうちが出来上がります。そんなおうちづくりに役立つアイデアを前編と後編に分けて紹介します。
つかったもの
- 段ボール
- グルーガン
- グルースティック
- 定規
- カッターナイフ
- マジックテープ
- ゴム系接着剤
- 紐
- マグネット
- 梱包用テープ
- 紙やすり(必要であれば)
つくるおうちの大きさによりますが、グルースティックはたくさん使います。
ゴム系接着剤は縫い付け用のマジックテープを段ボールに接着するために使います。シールタイプのマジックテープであれば必要ありません。
私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。
おうちづくりのアイデア集
まずはじめに
段ボールはナミナミの部分(中芯)を縦方向になるように使います。
壁
まずは壁づくりからはじめます。適当な大きさの段ボールを用意します。私はかなり大きめのものを使いました。フタと底の部分になる部分も広げて一面にして使います。
カットしました。これは壁4面のうちの1枚です(幅110cmあります)。段ボールの折り目と切れ目に段ボールを貼り付けて補強します。
補強には長細くカットした段ボールをたくさん用意します。幅は任意ですが、私は3cm幅の定規を当ててカットしました。切る度に3cmづつ測って印を付ける作業を省略できます。
同じ幅のものを大量生産するならこの方法が便利です。
貼り付ける時は長細い部材の両端(青いライン)にグルーガンでグルーを付けて接着します。
こんな感じになりました。一部付いていないところは窓をつくるので避けています。部材は裏側にも挟むようにつけると強度がアップします。
屋根がのるように三角の部分をつくりたいので、段ボールをつなぎます。
段ボールの折り目、つなぎ目は補強し、左右対称になるように三角にカット。
カットしたら、同様に部材で補強。特に三角にカットした部分はこの上に屋根がのるので、縁にも部材を貼って補強です。
壁をつなげるマジックテープは壁4面すべて完成してから取り付けます。
マジックテープの幅に合わせてカットした段ボールをナミナミから剥がして表面の紙だけを使います。その紙にマジックテープを接着します。マジックテープはシールのように貼れるタイプと何もついていない縫い付けタイプがあります。シールタイプならそのまま貼ってOKですが、縫い付けタイプならゴム系接着剤をおススメします。
もうひとつおすすめポイント。ビリッとマジックテープを剥がす際に勢い余って付け根が剥がれることを防ぐために、付け根に梱包用テープ(OPPテープ)を貼り付けます。
こんな調子で壁を4面分つくりましょう。
ドア
ドアはどこでもドアのように長方形のほうがカットが簡単ですが、アーチにしました。
ドアに所々厚みを出して丈夫にします。
取っ手は厚みが出てしまいましたが、内側は簡単に引っ張って閉められるように紐です。
内側からドアを見ています。 ドアを引っ張っても内側に入らないようにストッパーを付けました。また、閉めた時に勝手に開かないようにマグネットを仕込みました。
100円ショップで購入した強力マグネットを使いました。とても小さいので、台紙ごとカットして接着面積を大きくするとしっかりついてくれます(これもゴム系接着剤を使用しました)。ドア側にひとつ、ストッパーにひとつ取り付けます。
ドアを取り付けたら、内側にもクラフトテープを貼ります。この時、ベタっと貼り付けるとドアの断面にも貼りついて閉まらなくなるので、ここで一工夫。
クラフトテープの中央に紙を貼ります。カットが面倒であればマスキングテープでもOKです。これでドアの開閉がスムーズかつ、補強にもなります。
今回は壁とドアをつくるアイデアをご紹介しました。長細くカットした部材を接着すれば、ある程度大きさのあるおうちをつくることが出来ます。私がつくったおうちは幅110cm、奥行きが80cmありますが、今のところ壊れることなく遊んでいます。次回の後編では窓、屋根のアイデアを紹介します。
以前、段ボールをつかって簡単なお店づくりも紹介しました。たくさん野菜やくだものをつくって陳列すればもう八百屋さんです。