紙緩衝材を使った簡単な工作をご紹介。色んなパンをつくりました。Part 1

紙緩衝材を使った工作を始めてから子供以上に私のほうが楽しんでいるかもしれません。思いの外、いろんな形を作れるので、次は何を作ろうとばかり考えてます。

ネットショッピングばかりしていると自然と溜まっていく紙緩衝材。子供のお絵描きに便利なので捨てずにとっておいていますが、絵を描いた紙は最後ぐしゃぐしゃにして今回はパンに変身です。

以前、果物・野菜シリーズも2回に分けて紹介しました。 

せっかく果物と野菜をつくったので、お店もつくってファーマーズマーケットを再現しました。畳めるようにつくりましたが、次女がよく遊んでくれるので今は常設してます。

まだまだ作ってみたい野菜はありますが、今回は野菜以外にも挑戦してみようと思い、色々なパンをつくりました。紙の緩衝材でも様々な色、材質がありますが、今回はクラフト紙のような茶色い緩衝材をメインに利用し、色味をそのまま生かしました。

今回紹介するのはこちらの4種類。左上からチョココロネ、クロワッサン、プレッツェル、メロンパンです。

子供たちはお店ごっこが好きなので、今回も色んなパンをつくってベーカリーを再現できればと考えています。それぞれパンのつくりかたを紹介していますので、お子様と一緒にパンづくりにチャレンジしてみてください♪

つかうもの

  • 紙の緩衝材
  • 折り紙
  • でんぷんのり
  • セロハンテープ
  • グルーガン
  • はさみ

紙緩衝材(以下、紙と呼びます。)にもいろんな種類がありまが、どれも薄くて簡単にカタチをつくることができます。新聞紙でも代用できますよ。

あれこれつくり始めると結構な量の紙とでんぷんのりを使います。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

つくりかた

使う紙は基本、グッシャグシャにします。子供たちが一番楽しむ工程です。

チョココロネ

まずはチョココロネ。カスタード、生クリームなど中に入れるクリームを変えれば色んなバリエーションがつくれますね。

長くした紙を用意します。巻き始めは太め、終わりは細くなるようにしたいので、紙を直角三角形のような形にして長い棒状にすると太さに違いを出せます。(茶色い紙を使いきってしまったので白い紙を使っていますが、茶色い紙があれば茶色を使って下さい。次の工程を省くことができます。)
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太いほうで輪をつくります。大きさを決めたら先端にグルーを付けて接着します。つくった輪に親指を通し、輪っかをつくっていきます。だんだん小さくなるようにバランスを見ながら巻き付けます。

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巻き終えました。紙と紙の間にグルーを付けていきます。裏側もグルーを紙と紙の間に付けましょう。

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茶色い紙を貼り付けます。コロネ全体を覆う大きさの紙を用意します。
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茶色い紙全体にでんぷんのりをつけます。それを上から覆い、巻き付けた紙と紙の間にも茶色い紙を貼り付ける感じで優しく押し込みます。

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輪っかの中に折り込み、裏側も覆いました。

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コロネのパンが完成です。

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チョコクリームをつくります。(ここでは紙粘土を使っていますが、茶色い折り紙でボールを作って中に入れても表現できます。)ここで用意するのは紙粘土、茶色い絵の具、絞りきです。紙粘土に絵の具を混ぜて茶色い紙粘土をつくります。硬化すると色味は多少濃くなります。
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そこそこ手は汚れますが、長女はこの工程が大好きです。

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紙粘土を絞り出します。コロネの中にグルーを付け、渦を巻いた紙粘土を中に押し込んで完成です。

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クロワッサン

ただ紙を巻くだけで出来ちゃうクロワッサン。今回4種類の中で一番簡単かと思います。

A3サイズ位の紙を用意します。長手の片側を三角になるように折り、さらにつくりたいクロワッサンの幅になるよう両サイドを内側に折ります。
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三角に向かってクルクル巻きます。先端に近づいてきたら、巻いた部分を三日月のようなカーブを描くように軽く曲げます。
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巻き終えました。先端をセロハンテープで留めます。こんな形になりました。

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さらに紙を巻きます。長細い三角形を用意し、巻いた紙を三角形の真ん中あたりに配置します。
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三角の先端がこの位置に来るように位置だしをします。その時、反対側の破線から出ている部分を内側に折り込み、巻き付けた紙とグルーガンで接着します。次に黄色で示した三角先端側にもグルーガンでのりを付け、接着すればクロワッサンの出来上がりです。

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プレッツェル

プレッツェルも比較的簡単です。つくる大きさにもよりますが、ある程度長さが必要です。

長細い紙を用意します。
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左右同じ長さになるように気を付けてクロスさせたら1回ねじります。
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紙の先端を輪っかのほうに倒して接着したら完成です。
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メロンパン

定番の黄色いメロンパンもメロン味のメロンパンもつくってみましょう。

紙の端を内側に巻き込むようにしてボールを作ります。
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開かないようにセロテープをクロスにして貼り付けたら平らなところに置き、裏側が平らになるように押し付けて形を整えます。

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こんな感じに仕上がりました。

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メロンパンの表面の目地を表現します。(メロンパンの大きさにもよりますが、)幅1.5cmくらいに折った紙を用意します1~2mm位厚みを出したいので、折り重ねてください。それをハサミでカットし、表面にグルーを付けて接着します。2mm位隙間をあけ等間隔で貼り付けましょう。
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折り紙全体にでんぷんのりを付け、覆います。隙間にも折り紙を貼り付けるように指で押し込んでいきます。爪で押し込むと折り紙が破けやすいので気を付けてください。
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目地に折り紙を貼れたら、全体に貼り付けます。

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折り紙が足らなくても大丈夫。紙が隠れる大きさの折り紙を用意し、全体にでんぷんのりを付け、足りなかったところに貼り付ければ完成です。

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自由自在に形を作れるのでいろんな可能性があり、作っていくうちに長女は”次はこんなのつくれるかなぁ?”と提案もするようになりました。子供とするもの作りは上手い下手関係なく、とてもいい刺激になっていると感じました。

次回は紙緩衝材を使ってつくるパンの紹介。Part2です。

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