意外と簡単!フェルトでつくるサボテンのピンクッションをご紹介。お部屋に飾ってもかわいいです。
皆さん、ピンクッション(針刺し)はお持ちですか?私は子供が生まれてから頻繁に裁縫道具を使うようになりましたが、ピンクッションを持っていないので、裁縫箱のポケットに待ち針と縫い針を分けずにガサっと入れているだけでした。
使う度に不便だなぁと思っていたので、刺せるものはないかとおうちの中をうろうろしていたところ、丁度いいものを娘の部屋で見つけたので代用していました。
絵本に出てくるぜんまいネズミのぬいぐるみです。彼女に黙って使っていましたが、ついにバレてしまい没収されてしまいました。
今回はフェルトを使ってサボテンのピンクッションをつくったのでご紹介します。何個かつくってお部屋に飾ってもGOODですよ。
作り方はいたってシンプルです。波縫いをして、中綿を詰めるだけ。お花は小さなタッセルをつくり、逆さまにして縫い付けてみました。
サボテンは色んな色の花を咲かせるので、先端に付けるお花の色選びは迷いますね。
つかうもの
- フェルト
- 糸
- お花に使う刺しゅう糸
- 針
- 中綿
- 段ボール(薄手が理想)
- ミニ鉢
- チャコペン
- 鉛筆または箸
- ハサミ
- カッターナイフ
- 木工ボンド
サボテンを入れる小さな鉢。直径が4.8cm(内径4.1cm)、高さ4cmの小さなテラコッタを使いました。本物のサボテンに使う鉢です。
サボテンを縫う糸、タッセルをつくる糸は全て刺しゅう糸を使いました。カラーが豊富なので、迷っちゃいます。サボテンを縫う際は6本ある糸を3本づつに分けて使いました。
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つくりかた
次に型紙を半分に折り、折り目もチャコペンでなぞります。
内側の線で切った紙をセンターラインに合わせて置き、外枠をなぞります。
これで縫い合わせる下準備が出来ました。
縦長のサボテンは3組、丸いサボテンは4組つくります。縫い終えたら外側のラインでカットします。フェルトは縫っている間に多少ズレることがあるので、縫い合わせた後にカットしたほうが仕上がりがきれいです。
縫い終わったら、3組重ねて真ん中に引いたラインで縫い、ひとつにします。丸いサボテンは4組重ねて縫います。
袋状になったところに中綿を鉛筆で押し込んでいきます。ひとつ目からあまり詰め過ぎてしまうと、もう5つある袋に中綿を詰めることが出来なくなるので、厚みが均等になるようにバランスを見ながら少しづつ入れてみてください。
こんな感じに詰めていきます。
等間隔に玉止めをして針の付け根を表現します。縫い合わせたフェルトとフェルトの間から針を出します。
針を玉止めした付け根に入れ、再びフェルトとフェルトの間から針を出し、玉止めをします。
この作業を繰り返します。
指から外し、真ん中辺りを同じ刺しゅう糸で結びます。(結ぶ時に使う刺しゅう糸は3本づつにほどきました。)
結び目で半分に折り、根元をくくります。
輪っかになっている糸を切り、形を整えます。
こんな感じに仕上がりました。
サボテンに縫い付けます。タッセルの根元をフェルトとフェルトの間に埋め込み、隠れるように縫い付けます。
縫い付ける時はタッセルの根元に針を入れて縫うと上手く隠れます。2,3個縫い付けてもかわいいですよ。
丸めた段ボールをテラコッタの底にボンドで接着し、その上に丸く切った段ボールでフタをするように接着します。
土台が完成したらサボテンを接着します。
これで完成!なんですが、サボテンの付け根が見えることがどうしても気になったので、ビーズを敷き詰めました。
これで完成です。丸いサボテンも作り方は同じです。
カラフルにいろんな色でサボテンをつくりました。遊び心からブルーでつくりましたが、実際にブルーのサボテンが存在しました。ひとつで飾ってもかわいいですが、たくさんつくって飾るのも良いですね。
これで私もやっとピンクッションを手に入れることが出来ました。ピンクッションに使うのであれば、丸いサボテンの方が背が低いので安定感があって使いやすいです。
サボテンのピンクッション型紙ダウンロード
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