天井にキズをつけずに理想の位置からペンダントライトを吊り下げるDIYのアイデアを紹介します。

ペンダントライトを吊り下げたいけど、欲しい位置にローゼットがない。ローゼットから理想の位置にライトを吊り下げたいけど、天井にキズをつけられない。賃貸住まいにはよくある話じゃないでしょうか。

私の理想は下の画像のように直にヒートン金具をねじ込みたかったので、 キズ跡が目立たないように3本の細い釘でつけるフックを天井につけようとしたところ、天井がコンクリートだったために釘が刺さらず断念。

私の理想

プランBはペンダントサポーター(照明位置調節器)を購入することでしたが、シンプルでかっこいいなぁと思ったものは¥35,000くらいします。

ただ裸電球をひとつ吊り下げたいだけなので、私には論外であり予算外。自分で考えてどうにかしようと思います。

プランを整理します。

目的と状況や条件を整理しました。

  • 目的:リビングテーブルの上にペンダントライトをひとつ吊り下げたい。
  •  
  • 条件:吊り下げるのはペンダントライトひとつでランプシェードなし。
  •    あまりコストをかけたくない。
  •    ローゼットのタイプは引掛けローゼット。
  •    できるだけシンプルな見た目がいい。

私のアイデアはこの矢印で示しているローゼットの引掛け部分にあるネジ穴を利用してパーツを付けます。

私が使ったパーツ

私が使ったのは棚支柱と二種類のミニジョイントパーツです。

使ったパーツ
  • 棚支柱 長さ1040mm
  • ミニジョイントプレート (長方形)2×27 NI-K10
  • ミニジョイントパーツ (金折)2×15×15 NI-K11
  • トラス小ネジ(M3×10㎜) 
  • ナット(M3)
  • ワッシャー(M3)
  • Sカン

※私が使っている棚支柱は本来の目的と異なった使い方をしているので、ケガや故障などは自己責任でお願いします。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

使ったパーツを解説します。

まずは完成形がこちらです。こんな感じに収まりました。遠くてよく見えないですね。ひとつづつ見ていきましょう。
長方形のミニジョイントプレートを棚支柱に固定します。本来は棚支柱を壁に取付けるためのビス穴を利用してミニジョイントプレートをトラス小ネジで固定しています。このプレートは支柱を平行に保つために付けています。
金折をローゼットの引掛けに固定します。引掛けローゼットのビス穴にミニジョイントパーツの金折をトラス小ネジで固定します。天井と引掛けの間が指一本入るくらいしか隙間がない上に、小さなボルトを指で押さえるのが少し大変です。
金折と棚支柱を固定します。金折のもうひとつのビス穴は棚支柱と固定します。この引掛けローゼットの金具は本来5㎏~10㎏ある重い照明器具を固定するためのものなので、棚支柱一本の重みは問題ありません。
理想の位置からSカンでランプを吊り下げれば完成です。等間隔で棚支柱に穴が開いているので、理想の位置から吊り下げることができます。

これで理想の位置からペンダントライトを吊り下げることができました。

可動範囲がとても広いです。

引掛け部分をミニジョイントとネジで固定しているので、そのネジを軸に棚支柱を広範囲で角度を変えることができます。

私が使った棚支柱は長さが1040mmのものでしたが、引掛け部分から先端まで58cmあるので、その範囲内であればどこでも吊り下げることができます。

コストパフォーマンス良いです。

費用は¥1,500以内に収まりました。私が行ったホームセンターでは棚支柱はこれしかなかったのですが、大きなホームセンターに行けばもっと種類があったかもしれません。

皆さんのおうちの状況やレイアウトで条件は変わってくると思いますが、こんなやり方もあるので参考になれば幸いです。

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