おうちで学芸会♪フェルトを使った動物のマスクをつくりました。(ライオンとウサギ編)

先日、子供たちを連れて近所の公園へ行くと、団体が優雅に散歩していました。カモ達です。すぐそばに野川が流れているので、カモはしょっちゅう見かけますが、公園を散歩している姿は滑稽でした。この日は10羽のカモ達が公園内をうろちょろしていました。

以前ご紹介したボール紙でつくるアニマルマスク。すぐに飽きるだろうなんて思っていましたが、今でもおもちゃ箱から見つけては着けて遊んでいます。

最近は長女が新しくほかの動物もつくりたいというので、今回はフェルトを使って被るタイプのマスクをつくってみました。お面と違って子供のお顔が見えるので、学芸会にもいいなぁなんて思いました。

つかうもの

  • ダウンロードしたA4の用紙
  • フェルト 約60cm×21cm
  • フェルト 約60cm×12cm(ライオンのたてがみ)
  • 板ゴム
  • 縫い針
  • はさみ
  • チャコペン
  • 裁ほう上手(オプション)
  • アイロン(裁ほう上手を使う場合)

フェルトは100円ショップでたくさんの色を大人買いしてしまいました。ユザワヤもチェックしましたが、コストパフォーマンスが高いのは100円ショップでした。ウサギには白、ライオンにはベースをベージュ、たてがみに茶色を使いました。お鼻は共通してピンクを使い、全部で4色使いました。

私のブログで幾度も紹介しているお気に入りアイテム、裁ほう上手。縫い針と糸の代用として使いました。アイロンでプレスすれば仮止め程度に硬化するので、次の作業にすぐ移れて本当に便利です。

型紙のアウトラインをなぞる際に使った水性チャコペン。青いほうは水をサッとかけると消え、ピンクのほうは時間が経つと自然に消えます。私のお気に入りアイテムです。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

つくりかた うさぎ編

ダウンロードした紙を実線でカットします。
タイトル

マスクのベースになる一部に実線と破線で示している部分は実線でカットし、

タイトル

破線と破線を重ねて縫います。もしくは裁ほう上手(以下、接着剤)で接着します。破線と破線を合わせると書きましたが、実際にお子様の顔に合わせて重ねる部分を調節することをおススメします。

タイトル

耳になる部分も実線でカットし、

タイトル

切り口を破線に合わせて縫うか、接着します。

タイトル
型紙に合わせてフェルトをカットします。幅60cmあるフェルトを半分に折ります。
タイトル

折り目がある側にラインAを合わせてチャコペンでアウトラインをなぞります。耳は2重にしたものを2つ用意します。

タイトル

カットしたパーツはこんな感じに。

タイトル
接着していきます。ここでは裁ほう上手を使って接着していきます。まずは板ゴムを通す部分をつくります。型紙に合った破線で折り、接着します。
タイトル

接着剤を付け、破線で折ったらアイロンで15秒ほどプレス。しっかりくっつきます。

タイトル

鼻筋をつくります。破線の位置(内側)に接着剤を付けます。半分に折ってアイロンでプレス。

タイトル

そうすることで少しお顔に寄り添います。

タイトル

次に、おでこに当たる部分を接着します。破線と破線を合わせると書きましたが、実際に顔に合わせて調節するとベターです。

タイトル

左右対称になるように付けましょう。

タイトル

耳を付けます。破線より上に接着剤を付け、貼り合わせます。

タイトル

貼り合わせた耳の下側(のりしろ)は切り込みが入っているかと思いますが、真ん中で少し折って耳を立たせるようにしました。

タイトル

耳を付ける位置だしをします。好きな位置につけてください。矢印で示した位置にチャコペンで印をつけます。赤い矢印は後ろ側の切り込みを入れた所の位置を印付けます。

タイトル

3点の位置を線で結んで、ハサミで切り込みを入れます。

タイトル

切り込みに耳ののりしろ部分を入れ、本体と接着します。

タイトル

少し手間ですが、のりしろ部分を内側になるように付けたので見栄えが良いです。もちろん切り込みを入れずに接着してもOK。

タイトル

最後にお鼻です。これらのパーツも切り口を破線の位置に合わせて接着し、お顔に沿うようにします。

タイトル

お鼻もお顔に合わせてつける位置を確認してから接着するといいかと思います。

タイトル
板ゴムを通します。型紙は顔回り60cmで出来ているので、お子様の顔回り長さに合わせてカットするときれいにフィットします。
タイトル

長さを調節したら、板ゴムを通します。

タイトル

あごの下でゴムを結んで完成です。

タイトル

白いウサギは王道ですが、グレーのフェルトでつくるのもかわいいと思います。

つくりかた ライオン編

基本的につくりかたはウサギと同じです。付ける耳と鼻周りのパーツを変えて、たてがみのパーツを付けます。

すべてのパーツがカットされ、ゴムを通せるように筒状に接着したところからの解説です。ライオンのたてがみに使うフェルトを60cm×約12cmの大きさにカットします。

カットしたたてがみは破線の位置でベースに接着します。

付けたたてがみを接着したところで半分に折り、白い破線の辺りに接着剤を付け、アイロンでプレスします。

接着できたら、1cm幅でカットします。

カットを終えるとこんな感じに。たてがみを半分に折った間に接着剤を入れたので、顔に付けてもピンとしてます。

この後は鼻筋の部分、おでこの部分を接着する作業です。うさぎ編で紹介したつくりかたを参照してください。

着用は2パターン楽しめる。

お鼻を付けたマスクですが、そのお鼻の部分を頭部に折り込んでお耳だけつけたように着用する方法もあります。

ライオンやウサギはお鼻がなくても何の動物だか一目瞭然です。

気分で使い分けることができます。

長女に頼まれてもうひとつつくってみました。彼女が大好きなパフィン(ニシツノメドリ)です。日本では知名度があまり高くはない動物かと思います。(日本でニシツノメドリを見れるのは栃木県那須町のどうぶつ王国だけです。) 完成時は、”ん?これパフィンか?文鳥か?”と思いましたが、長女に見せるとすぐに”パフィン!!”と答えてくれたので一安心です。

パフィンは接着剤を使わずに全て手縫いでつくりました。分かってはいましたが、接着剤で付けるタイプに比べてとても時間がかかりました。ササっとつくりたい方は接着剤を使う方法をおススメします。

今回はライオンとウサギをつくりましたが、ベースに違った耳を付けたりお鼻の部分も形状を変えてアレンジすればネコやキツネなど色んな動物のマスクをつくれます。是非挑戦してみてください♪

型紙ダウンロード

A4サイズでプリントアウトしてください。お使いのプリンターによっては縮尺が多少変わってしまう可能性があります。

イメージ画像のタイトル

フェルトでつくるアニマルマスク
ライオンとウサギ

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