段ボールを使ったちいさなおうちづくりを紹介。お店ごっこや秘密基地にも使えます。(後編)

前回は段ボールでつくるおうちづくり(前編)で壁とドアをつくるアイデアを紹介しました。

後編では窓と屋根のアイデアを紹介します。窓を付けることでカフェスタンドのようなお店屋さんごっこにも使えます。

つかったもの

  • 段ボール
  • グルーガン
  • グルースティック
  • 定規
  • カッターナイフ
  • マジックテープ
  • つまようじ
  • クラフトテープ
  • 紙やすり(必要であれば)

つくるおうちの大きさによりますが、グルースティックはたくさん使います。

私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。

おうちづくりのアイデア集

両引き窓

お店ごっこも出来るように両引き窓をつくりました。

仕組みは単純。窓がスライドするレール(溝)をつくり、窓が抜け落ちないよう溝の端につまようじをグルーガンで接着しました。

窓と窓がぶつかる位置にもつまようじを接着(➁)。これで窓が行き過ぎることなく真ん中でピタッと止まります。窓が傾いてきれいに閉まらなくてもこの目隠しで気になりません(➀)。

つまようじを溝の端っこにも忘れずに。つまようじを接着したら窓をセットしてフタをします。

両引き窓が完成です。

両開き窓

両開き窓はカットして開くだけ。両引き窓よりも簡単に出来上がります。

これは壁の内側です。実線はカットし、破線は表面の紙一枚だけをカットします。

カットするとこんな感じになります。この切り目を入れた部分にクラフトテープを貼り付けます。

ドアを取り付けた時と同様に貼り付けるクラフトテープは真ん中に1本紙を貼ります。

そうすることで断面に貼りつかないので開閉が容易にできる上、補強にもなります。

カットした部分は補強のために3cm幅(幅は任意です。)にカットした段ボールを接着しました。この窓のカット面(黒いラインの部分)を少し紙やすりでやすってあげると開閉しやすくなります。

取っ手は厚みがあるものを取り付けると、畳んだ時に邪魔になるので紐を利用しました。

最後に窓が内側に入らないようストッパーを付ければ完成。

屋根

最後に屋根です。同じ大きさの段ボールを2セットつくり、クラフトテープで繋げたものを壁に乗せます。天窓を付けると子供たちが顔を出して喜びます。

屋根もそこそこおおきな段ボールが必要なので、壁と同じように3cm幅にカットした段ボールを折れ目と切り目、つなぎ目に接着します。

屋根にはトップライト(天窓)をつくりました。付け根は段ボールの折れ目を利用しています。

屋根の形が出来たら、ぶつかった衝撃で落ちてこないようにストッパーを付けます。一度壁に乗せてストッパーの位置出しをします。

まずは➀のストッパー。このおかげで壁が内側にずれ込まないように抑えてくれます。➁のストッパーも同じような役目ですが、壁の外側にもストッパーを貼り付けて挟むようにします。

こんな感じに。組み立てる時はこのストッパーの間に壁がくるように配置します。

これで完成です。

私もおうちの中に入ってみました。おうちの大きさは110cm×80cm。高さが110cmあるので、大人の私でも身動きできる広さでした。

これでおうちのベースは完成です。お好みで色を塗ったり、シールや色紙を貼ったり、デコレーションをするのも楽しいと思います。

早速、カフェスタンドごっこの準備中です。まずは長女と何を売るかメニューをつくりました。今後はスナックのメニューを増やして、また食べ物をつくろうかと考え中です。

既に次女からはリクエストがきていて、おうちの中における椅子、テーブル、キッチン、エレベーターが欲しいそうです。彼女には広々とした空間に感じるそうです。トップライトも窓も閉めるとおうちの中が暗くなるので、ライトを持ち込んで娘二人はこそこそして遊んでいます。おうちの大きさにかかわらず、この空間が楽しいらしいのでつくって良かったなぁと思いました。皆さんも段ボールを集めておうちづくりしてみませんか?

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