赤ちゃんが好きなおもちゃのガラガラ。娘の好きなヘビをモチーフに作りました。
赤ちゃんをあやす時によく使われるガラガラ。私も娘が生まれた時によく使いました。
次女が生まれた時に夫がウサギのガラガラを購入したんですが、彼女が全く興味を示すことがなかったのでおもちゃ箱にお蔵入りでした。そんな次女の気を引くおもちゃは長女のゴム製のヘビのおもちゃでした。振り回しては頭にかじりついているので、次女のためにかぎ針編みでヘビのガラガラを作りました。
題してガラガラヘビです。赤ちゃんが使うガラガラは英語で”rattle”ラタルと言いますが、本物のガラガラヘビも”rattlesnake”ラタルスネイクと言うそうです。BBCのドキュメンタリーを見ていて知りました。そのまんまですね。
こちらは即席で編んだ初代のガラガラヘビです。1歳になった今でも振り回して遊んでいるので、かなりお疲れ気味です。
頭部に鈴が入ってます。胴体のカーブの部分を細編み・中長編み・長編みを組み合わせて表現していますが、長編みと長編みの間から中綿が見えることがどうしても気に入らなかったので、今回は中長編みと長編みの編み方をちょっとアレンジして大きく隙間が開かないようにしました。また、初代は5/0号で編みましたが、隙間をなるべくなくすために今回は3/0号のかぎ針で編んでみました。 中綿が丸見えです。改善の余地大いにありですね。
今回作ったガラガラヘビです。胴のくねくねした感じをさらに表現しました。
初代に比べてカーブしている部分から中綿が丸見えになっていません。
もちろんアレンジせずに通常の中長編み・長編みで編んでも大丈夫です。
つかうもの
- かぎ針 3/0号
- コットン糸 2色
- 目と舌に使う糸 1色
- ガラガラの鈴
- 中綿
- とじ針
- 段数マーカー
私が使った糸はかぎ針3/0号~5/0号用のコットン糸です。かぎ針3/0号を使って編み上げると全長29cm位のガラガラヘビが出来ます。
私が愛用しているアイテムや生活に役立つアイテムなどなどこちらでも紹介しています。興味のある方はチラッと覗いてみてください。
編み始める前に
編み始める前に3つポイントがあります。
- 中長編みで始まる段がありますが、それでも立ち上がりは1目です。
- アレンジした中長編み、長編みを紹介します。
- 引抜編みする目は一番目の目にします。
それぞれ説明します。
立ち上がりは全て1目です。
通常立ち上がりの数は細編みなら1目、中長編みなら2目、長編みは3目と初めに編む目によって高さを合わせますが、このヘビは立ち上がりは全て1目です。
アレンジをした中長編みの編み方
編み目の間から中綿が見えてしまうのが気になるので、なるべく見えないよう工夫してみました。
1,通常の中長編み同様、針に糸をかけて前段の目の頭の2本を拾い、針に糸を掛けて引き抜きます。
2,本来であれば針にかかっている3本を一度に抜きますが、先端側の2本だけ抜きます。
3,先端側の2本だけぬきました。
4,先端側のかかっている糸を針から一度外します。矢印で示したところに針を入れます。
5,針から外した糸に再度針をかけて、かかっている2本を引き抜きます。
6,アレンジした中長編みが出来ました。
アレンジをした長編みの編み方
1,中長編みを編み終えたところです。
2,長編みを編んでいる最中で、一回目の引き抜きを終えたところです。
3,先端側の糸を一度外します。
4,針にかかっている編み終えた中長編みの糸を一本拾います。
5,矢印で示した糸を拾いました。
6,外した糸に再度針を入れます。
7,針に糸をかけて、針にかかっている3本を一度に引き抜きました。
8,アレンジした長編みが完成です。
引抜編みする目は一番目の目にします。
通常、一周編み終えたら立ち上がりに引抜編みをして次の段に行きますが、一番目の目に引抜編みをして、さらに初めの1目もここから編み始めます。
これらの点を踏まえて早速編み始めましょう♪
ガラガラヘビのつくりかた
編み図を表で作成しました。ダウンロードできますので、プリントアウトして使ってください。
引抜編みする時に次に使う色の糸を引抜きます。
19段まで編んだ糸を6,7cmほどの残して切り、編み始めた糸の端を内側で結びます。
28段を編み終えた段階で、編みはじめの位置(白い矢印)が黒い矢印の位置まで移動しました。編み方に高低差をつけて編んでいくと編み終わりがずれていくので、編みはじめを修正します。14番目の目からスタートします。
14番目の目に針を入れて29段目から編む色の糸を引き抜きます。
編み方の表の通りに編んでいくとこんな感じに出来上がります。
目を付けたい位置から針を出します。その時、糸を全て引き出さず、10cm位残します。
斜めに2回針を入れて、バツになるように縫います。
片方の目を縫い終えたら、針をもう片方の目の位置から出します。左右対称になるようにします。こちらも同様に目を縫います。
目を縫い終えたら、針を1段目の下あたりから出します。出した糸と、初めに10cmほど残しておいた糸を結んで舌を作ります。ミサンガを作る感じです(私が中学生の頃流行りました笑)。
3cmくらい結んだら先端の余分な糸を切ります。
這いあがてる感じが出てます。
娘に捕まりました。もう逃げられません。
ガラガラヘビの編み方をダウンロード
ダウンロードしてお使いください。
他にもかぎ針編みでフワフワなネコのスツールカバーつくりました。